多忙でも、くたばらない!芸人・伊達みきおの移動中&宿泊先での安眠法

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「M-1グランプリ2007」で敗者復活戦から優勝を果たし、一躍人気芸人となったサンドウィッチマン。現在はテレビとラジオを合わせて10本のレギュラー番組をもつほか、雑誌などのメディア出演をはじめ、ライブや復興支援活動にも力を注いでいます。全国を飛び回る日々を送っていますが、「この仕事は身体が資本。だから、僕は睡眠が一番大切だと思っている」と語るサンドウィッチマンの伊達さんに、健康的に仕事を続けられるコツを伺いました。

目次

1.

乗り物に乗ったらすぐに寝る。芸人はそうじゃないとくたばっちまう

2.

お金がないから寝るしかなかった。1DK二人暮らしの若手時代

3.

ホテルで熟睡するコツは抱き枕。風邪予防には加湿器をセット

4.

プレッシャーで眠れないことはないけれど…被災してからはしばらくうなされていた

5.

【パジャマ&アザーカットギャラリー】

 

乗り物に乗ったらすぐに寝る。芸人はそうじゃないとくたばっちまう

乗り物に乗ったらすぐに寝る。芸人はそうじゃないとくたばっちまう

富山でのライブを終えて、その足で翌日の仕事先である仙台へ。かと思うと今度は愛知へ行き、またひと仕事を終えてようやく一路、東京へ。芸人は移動も仕事のうちといいますが…。

 

「この仕事を始めてから、移動は寝る時間なんです。だからってわけではないですけど、僕、どこでもすぐに眠れるんですよ。飛行機も離陸する前に寝てしまって、着陸の衝撃で起きる、みたいな…。10分ぐらいのタクシー移動でさえも寝てしまいます。僕らのように移動の多い仕事は、合間を縫って眠らないとくたばっちまいますからね。芸人の多くがネックピローを使って寝ていますが、僕はあれを使うと逆に苦しくて眠れないので、なにも使わずにとにかく寝ています」(伊達さん)

 

どこでもすぐに眠れる体質は、会社員時代に培ったともいいます。

 

「芸人になる前、いっときサラリーマンをやっていました。営業先には車で回るんですけれど、安全運転のために車の中で仮眠を取ることも多々あって、その経験も “どこでもすぐに眠れる体質”を培ったんでしょうね」(伊達さん)

 

仕事には重宝する、どこでもすぐに眠れる体質。とはいえ、これが意外なところで裏目に出てしまうこともあるのだとか。

 

「新幹線に乗って家族旅行をしたときに、すぐに眠たくなってしまって…。カミさんに、『なんでいま起きたばかりなのに眠いの?』とチクリと言われたり、娘にも『なんで寝るの? お弁当を食べたり景色を見たりして遊ぼうよ!』 なんて言われたり。だけど、こっちは眠くてしょうがないんです(笑)」

 

芸人の仕事には必要不可欠な体質は、悲しいことに家族にはやや不評のようです。

お金がないから寝るしかなかった。1DK2人暮らしの若手時代

お金がないから寝るしかなかった。1DK二人暮らしの若手時代
M-1王者になる前は、コンビを組んでいる富澤たけしさんと1DKで二人暮らしをしていたという伊達さん。そのときの睡眠時間や睡眠環境はどのような様子だったのでしょうか?

「富澤と二人で暮していたときは、お金もないから寝るしかなくて…。もう、何度寝しただろうってくらい寝てました。1DKの部屋だったんですが寝室は一緒で、布団を並べて川の字になって寝ていたんです。富澤は僕より睡眠時間が長くて、10時間ぐらい平気で寝ていましたね。あるときは、僕のほうが後に寝たのに、僕がバイトに行って帰ってきてもまだ寝ているときがありました。死んでいるんじゃないかと思いましたよ(笑)」(伊達さん)

 

睡眠の癖についてはコンビで真逆と話す伊達さん。富澤さんの睡眠に関するクセは“変わっているどころではないほど変わっている”ようです。

 

「僕は寝る体勢にはクセがなくて、ジーッと動かずに寝るタイプなんです。特に飛行機は、シートを倒さず頭をヘッドレストにビシッとつけて、直立で寝ます。シートを倒して寝たら、着陸前にCAさんに『背もたれを戻してください』と声をかけられてびっくりしちゃうんで、そのままで寝るようにしているんです。一方、富澤は新幹線でもグーグーいびきをかいて寝ますし、身体が痛くなるんじゃねぇかっていう寝相のときもあります。それとあいつの変わっているところは、移動の車中ではガンガン寝るくせに、ホテルでは眠れないってとこですね」(伊達さん)

 

富澤さんはホテル泊が苦手なため、始発で間に合う現場には東京から朝早く移動してくるそう。

 

「富澤曰く、シーツがつるつるしていると眠れないらしいんです。というのも、寝るときに片足の膝を立てて寝る癖があるんですけれど、シーツがつるつるすると足がちょうどよい位置で止まらないから眠れないとか。あるときは、足が定位置に止まらなくて、3時間ぐらいシーツのつるつると格闘していたそうです。それがしんどくて床に寝たというんですけど、だったらいっそのこと、ずっと起きてろよって(笑)」

 

熟睡するためには、寝る体勢や環境にはそれぞれの個性が出るよう。自分が心地よく寝るための術を、二人とも毎日の移動の中で探しているようですね。

ホテルで熟睡するコツは抱き枕。風邪予防には加湿器をセット

ホテルで熟睡するコツは抱き枕。風邪予防には加湿器をセット
現在の睡眠時間は平均5時間、短いときは3時間と話す伊達さん。しかも、月に3〜4度はホテル泊なのだそう。そんな伊達さんは最近、長年の外泊経験から編み出した“伊達流”快眠方法を実践しているのだとか。

「基本的にどこでもすぐに眠れるんですが、宿泊先のホテルのベッドには枕がいっぱいあるので、それを抱いて寝るとあっという間に眠れますね。普段は使っていないのですが、抱き枕、おすすめですよ。それと風邪予防のため、絶対に加湿器を借ります。歌手の中には20台ぐらい加湿器をつけて寝る人もいるようですが、僕の仕事も身体と喉が大切です。湿度が足りないときは、お風呂にお湯を溜めて、湯気で部屋を加湿してから寝ることもあります。これまで宿泊先で風邪を引いてしまって仕事に支障が出たことが結構あったので、健康維持のために加湿を心がけています」(伊達さん)

 

熟睡するためには、お腹が満たされてから寝ることも自分には大切、と伊達さんは続けます。

 

「僕、お腹を空かせて寝るのが嫌なんです。お腹をグーグーいわせながら寝るのってなんだか寂しいし、空腹のせいで夜中に途中で目が覚めるのも睡眠には悪いので。だからちゃんとご飯を食べて、心もお腹も満たされて幸せなまま眠ります」(伊達さん)

 

寝る前にお菓子を食べてしまうこともあるそう。

 

「今はせんべいとか柿の種を寝る前にポリポリと…。カステラが食べたくて、夜中2時頃に雨の中を買いにいったこともありました。あ、以前バラエティ番組でお話したのですが、カステラはぎゅっと押しつぶして小さくするとカロリーがふわっと飛んでいくので(※)、寝る前に食べても太らない…と自分に言い聞かせて、寝る前でも気にせず食べてしまいます(笑)」(伊達さん)
※伊達さんの独自のカロリー削減法です。実際にはカステラを押しつぶしてカロリーが飛んでいくということはありません。

 

実はついつい食べ過ぎちゃうグルメ芸人としても知られている伊達さん。以前は健康のために食事にも気を遣っていましたが、現在はむしろ、好きなもの、美味しいと思うものを食べて心も身体も充実させることにしているそう。それが毎日の仕事を楽しくさせ、モチベーションアップにもつながっているようです。

プレッシャーで眠れないことはないけれど…被災してからはしばらくうなされていた

プレッシャーで眠れないことはないけれど…被災してからはしばらくうなされていた
お笑いブームの昨今。注目されているからこそコンテストでいい成績が残せなかったり、お客をうまく乗せられず笑いが取れなかったりして、大きなプレッシャーを受けている芸人はたくさんいます。伊達さんの場合は、どうなのでしょうか。

「ネタがすべって眠れないということはないですね。そもそも、僕らはすべらないんで(笑)。基本的にはどんな時も快眠です。ただ、震災のときはさすがにショックが大きく、カミさんが言うにはうなされていたことがあったようです」(伊達さん)

 

今も被災地への支援を行なっているサンドウィッチマン。先日も、4回目となる『サンドウィッチマンと一緒に東北へ行こう! オリジナルツアー』を開催し、全国から集まったファンと共に被災地を回って、震災を風化させない活動と地元支援を行いました。

 

「震災直後は、被災現場にいくとサイレンや船と船がぶつかる音が聞こえてくるような気がして、精神的につらくなったときもあります。でも、被災者の方はもっと大変で…。避難所や仮設住宅にもたくさんお見舞いに行きましたが、生活がなんとなく落ち着くまでの約1年間は、みなさんぐっすり眠れていない状態だったと思います。仮設住宅に入っても、壁が薄すぎて隣の生活音が丸聞こえ、というところもありましたし…。睡眠不足ってなによりのストレスですから、余震の不安も重なって、精神的な苦痛は相当だったはずです」(伊達さん)

 

震災の体験があるからこそ、健康的な心と身体で仕事ができることに感謝し、睡眠の重要さを感じている、と語る伊達さん。

 

「食事も大切ですが、僕は睡眠が一番大切だと思います。風邪を引く、引かないも結局は睡眠がちゃんと取れているかどうかですし。その意味で、すぐにどこでも眠れるという僕は、相当な特技の持ち主ですよね」(伊達さん)

 

最近では、短い時間でも睡眠を取れる方法を編み出したとか。

 

「仕事が忙しくて、今日は2時間しか眠れないなぁというときは、布団を抱きかかえて、下を向いてうずくまるようにして寝るんです。この体勢だと、短いなりに睡眠がとれますし、ちゃんと時間に起きることができます」(伊達さん)

 

仕事をしっかりとこなすためには睡眠をとって、心も身体も健康を保つことが重要ですが、それらをキープするためには身構えず、あえてそれらを「意識しない」こともポイントだと伊達さんは話します。自分が一番心地よいと思える睡眠環境やタイミングを普段の生活の中から見つけ、気持ちよく眠ることが、充実した毎日につながっていくようですね。

【眠りの黄金法則】

移動=睡眠時間。いつでもどこでも眠れる特技アリ宿泊先のホテルでは抱き枕と加湿器で快眠短時間しか眠れないときは、布団を抱いて下向きに寝る

【ウィークデーの平均睡眠時間】

約5時間、短いときは3時間程度

【睡眠タイプ】

移動や宿泊先などいつでもどこでもスッと眠れてパッと起きられる、適応力の高いタイプ
伊達みきおさんのフミナー度は『35%』、今はフミナー度は低いレベルです。bnr_list_check

 

伊達みきおさん(サンドウィッチマン)
伊達みきおさん(サンドウィッチマン)さん1974年9月5日、宮城県仙台市出身。1998年9月に、勤務先を退職して高校の同級生である富澤たけしさんと笑いコンビ「サンドウィッチマン」を結成。2007年「M-1グランプリ」に出場し、敗者復活戦から見事、王者に輝く。現在はテレビとラジオを合わせて10本のレギュラー、雑誌などのメディア出演、ライブ活動をこなすかたわら、被災地支援活動、みやぎ絆大使、東北楽天ゴールデンイーグルス応援大使なども務めている。
サンドウィッチマン伊達の「もういいぜ!」: http://ameblo.jp/mikio-date/
サンドウィッチマン公式ブログ: http://gree.jp/sandwichman/

【パジャマ&アザーカットギャラリー】

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