台北で同性婚反対デモ  主催者発表で1万人参加/台湾

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(台北 17日 中央社)同性婚を認める法改正に向けた議論が立法院(国会、台北市)で進む中、同院前では17日、反対派の市民や団体による大規模なデモが行われている。主催者発表によると、午前9時現在で1万人が参加。2万人に増えると予想されている。

台湾ではLGBT(性的少数者)への理解が進んでいる。先月末に行われた関連パレードには主催者発表で8万人以上が参加したほか、今月8日には与党・民進党と野党・国民党がそれぞれ作成した修正案が立法院の司法法制委員会に付託された。

反対派の団体「守護幸福家庭行動聯盟」は、国会で十分な審議がされないままの強行採決を懸念。賛同者は「婚姻関係が結ばれた家庭は全国民が決める」と書かれたプラカードを持ち、立法院前に集まった。

一方、法改正支持者側も周辺に集まり、LGBTの象徴とされる虹色の旗などを掲げて平等を訴えた。

邱太三・法務部長(法相)はこの日、同性婚や同性カップルが里親となる養子縁組について、「開放的な立場」を表明。全ての人に幸せを追求する権利があり、可能な限りの法改正で保障を与えるとした。ただ、社会への衝撃を避けるため、準備を万全にする必要があるとの認識も合わせて示した。

(蘇龍麒、陳至中/編集:齊藤啓介)