日本では偽札がほとんど流通していないため、日本銀行券の偽札を目にしたことのある人はまずいないだろう。日本を訪れた中国人の多くが「日本の店舗には紙幣の真贋を鑑別するための紙幣鑑別機がない」と驚くというが、逆に言えば中国ではそれだけ偽札が多いということになる。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本では偽札がほとんど流通していないため、日本銀行券の偽札を目にしたことのある人はまずいないだろう。日本を訪れた中国人の多くが「日本の店舗には紙幣の真贋を鑑別するための紙幣鑑別機がない」と驚くというが、逆に言えば中国ではそれだけ偽札が多いということになる。

 中国メディアの今日頭条は16日、中国の公共バスの料金箱の中身を複数の写真とともに紹介する記事を掲載。中国で「如何に偽札が多いか」、そして中国の公共バスでは「正規の運賃を支払おうとしない客がいかに多いか」を紹介している。

 記事は、中国の公共バスでは「料金箱に運賃を入れるフリをして、偽札を入れる乗客がいる」と伝えつつ、中国国内の公共バスを運行する会社が回収した運賃箱の中身を写真で紹介。驚くべきは、運賃箱には偽札だけでなく、「冥幣」や「子ども向けのおもちゃの紙幣」、さらにはゲームセンターなどで使用されるコインまでもが入れられていたということだ。

 「冥幣」とは、中国で人が亡くなった時などに供養のために燃やす偽の紙幣であり、当然ながら通常の支払いに使用することはできないものだ。また、おもちゃの紙幣も当然、使用できないわけだが、偽札や冥幣、おもちゃの紙幣を使用する人がいるという点に中国における乗客のモラルの低さが見て取れる。

 こうした一部の乗客のモラルの低さに対し、記事には中国のネットユーザーからも批判が多く寄せられているが、「2元(約32円)という乗車料金も払えないならバスに乗るな」、「たった2元のために人としての品位を捨てる中国人がいるなんて。悲哀だ」などのコメントが多く寄せられている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)