大陸委員会の張小月主任委員

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(台北 17日 中央社)香港の高等法院(高裁)は15日、香港独立も視野に入れる「本土派」の立法会(議会)議員2人の議員資格を取り消す判断を示した。これを受け、台湾の対中国大陸政策を担当する大陸委員会の張小月主任委員は16日、大陸は香港の高度な自治を保障する「1国2制度」を約束した以上、それを遵守すべきと述べた。

議員2人は先月12日の就任宣誓で、「香港は中国ではない」と書かれた横断幕を掲げたほか、中国大陸を侮辱する発言を行った。これに対し、大陸の全国人民代表大会常務委員会は今月7日、2人は議員資格を失うとの意向を示していた。今回の司法判断はそれに従う形で出された。

中国大陸の介入による資格剥奪について、総統府は15日、大陸は香港の住民の理念を肯定的に捉え、辛抱強く対話を行うべきだとする声明を発表している。

(陳家倫、呂欣ケイ/編集:杉野浩司)