警察なぜ自称報道?

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警察に逮捕された人間が、事件のニュースにおいて職業を「自称○○」と報じられることがあります。これはなぜ、自称という言葉がつくのでしょうか。

会社員は自称にならない?

自称とつく職業は、自称ミュージシャンであったり、自称作家であったり、真偽があやふやなものです。そうしたイメージが怪しさということにつながり、さも犯罪をおかしていそうという印象を強めてしまいます。これが会社員であるとするならば自称ということにはなりません。例えば有名企業に務めている人間や、警察官や学校教員あるいは地方議員などの公務員の仕事もはっきりと報じられます。自称というのは、なにかしらの組織に属していない人間に対してつけられるものなのかもしれません。

証明しようがない

捕まった犯人が自称ミュージシャンだといっても、本当にミュージシャンとして生計を立てているのかということを証明することは困難です。報道の第一報がなされる時は、逮捕から間もないころであり、そうした部分を確認する時間がないということで、自称報道が出ているのでしょう。この自称をすっ飛ばして報道してしまって、実は違いましたということになれば、その職業を毀損することにもなってしまいます。そのために自称をつけて、真偽は不確かではないけれども、そうであると見られる、といった表現で報道を行うのでしょう。