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デルとEMCジャパンは11月16日、両社統合後初となるハイパーコンバージドシステム「Dell EMC VxRail」や「Dell EMC VxRack System 1000」など、ストレージ製品を含む新製品を発表した。

発表されたのは、ハイパーコンバージドシステムのほか、ハイエンドオールフラッシュのエントリーモデル「Dell EMC VMAX 250F/FX」のほか、バックアップ/アーカイブ向けストレージ「Data Domain」の「DD6000」シリーズおよび「DD9000」シリーズ。

オールフラッシュの「Dell EMC VMAX 250F/FX」は、上位モデルの「Dell EMC VMAX 450F/FX」の最小53TB〜に比べ、最小11TBから開始でき、スモールスタートが可能な製品となっている。7.6TBおよび15TBのエンタープライズ フラッシュ ドライブをサポートすることで、最大1PBまで(圧縮を活用した場合)拡張できる。搭載されているソフトウェアも上位モデルと同一だという。価格は5,200万円(税別)〜(最小構成:11TB、保守料などのサービスは別)で、同日より提供される。

EMCジャパン システムエンジニアリング本部 プロダクトソリューション統括部 統括部長永長純氏は、「250F/FXによって、小さいところから、ハイエンドまでのラインナップが揃った。サイズも小さく10Uからスタートできる。450F、850Fと同じソフトウェアが同梱されており、容量で決めれば、同じソフトウェアで構成できる」と述べた。

ハイパーコンバージドシステムの「Dell EMC VxRail」と「Dell EMC VxRack System 1000」は、いずれもデルの「PowerEdge」サーバをベースにする新製品。

「Dell EMC VxRail」アプライアンスは「PowerEdge」サーバ採用のほか、最新のIntel Broadwellプラットフォーム、VMware vSphere、VMware VSANテクノロジーにより構成。これにより、従来より40%CPUパフォーマンスが向上。また、ノードは2倍のストレージを実装し、販売も従来の最小4ノードから最小3ノードに変更された。また、日本市場を考慮し、すべてのモデルが100V対応になったという。価格は、500万円〜で、提供は2017年の第一四半期を予定している。

ラック型の「Dell EMC VxRack System 1000」は「PowerEdge」サーバ採用でCPUパフォーマンスは40%向上し、また、20以上の新しい構成を提供することが可能となったという。価格は個別見積もりで、来年の1月までに提供が開始される予定。

新しい「Data Domain」は、「DD6300」、「DD6800」、「DD9300」、「DD9800」の4つの新モデルで構成。新製品はすべてのモデルにSSDを標準搭載し、前モデルと比較して、性能は1.2倍〜1.8倍に拡張したほか、拡張性は1.3倍〜2.5倍に拡大した。また、新OS「Data Domain OS 6.0」によってクラウドへのデータ階層化ができるようになり、従来はどちらにバックアップするかをユーザーが指定する必要があったが、新製品ではポリシーの設定のみでクラウドへの直接バックアップが可能になった。価格は DD6300で5,800,000円(税別)〜(最小構成:14TB構成)。

永長氏はDellとEMCの統合について「DellとEMCが統合され、ポートフォリオが増え、お客さまのさまざまな課題を解決できる。どれを選んでいいのかわからないという意見もあるが、担当の営業、SEが一緒にお客様と話をしながら適材適所なものを提案していく」と述べた。

(丸山篤)