神戸肉流通推進協議会によれば、米国のオバマ大統領は2009年の来日時に日本で神戸牛を食べることを所望したほか、米プロバスケットボールリーグ・NBAの元スター選手であるコービー・ブライアントさんのファーストネーム「kobe」も、コービーさんの父親が神戸牛を食べて感動したことから、その名を思いついたとされている。(イメージ写真提供:123RF)

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 神戸肉流通推進協議会によれば、米国のオバマ大統領は2009年の来日時に日本で神戸牛を食べることを所望したほか、米プロバスケットボールリーグ・NBAの元スター選手であるコービー・ブライアントさんのファーストネーム「kobe」も、コービーさんの父親が神戸牛を食べて感動したことから、その名を思いついたとされている。

 オバマ大統領のエピソードなどから、神戸牛のおいしさは世界的に有名であることがよく分かるが、中国メディアの今日頭条は15日、「神戸牛」を絶賛する記事を掲載し、神戸牛と中国産の牛肉には「肉質的に大きな差」があると伝え、その原因について説明している。

 記事はまず、神戸牛について「日本の特産品として、国賓をもてなす席でも供されることがある」と紹介したうえで、「神戸牛を一口食べれば口の中でとろける香ばしさに箸を止めることができない」とその味を絶賛し、「日本の究極の食材の1つである」とした。

 また「神戸牛は必ず兵庫県産の但馬牛でなけれなならず、極めて少ない高品質の但馬牛だけが神戸牛の称号を冠することができる」と説明。その血統の証明も厳格な条件が定められており、「事実、神戸牛は日本の牛肉消費流通量のわずか0.16%ほどに過ぎない」と指摘した。

 一方で記事は、中国には神戸牛のように世界に誇る牛肉が存在しないと説明、その理由として「高級牛肉を生産・飼育するノウハウがほとんどない」という点を指摘し、また中国には肉質の優れた血統の牛が存在せず、中級レベルの牛が生むのは中級レベルの牛でしかないと説明した。

 さらに「日本では優れた肉質の和牛の血を絶やさずに飼育し続け、高級牛肉を生産するノウハウは大きなビジネスになっている」と説明しつつ、資源が少ない国である日本が世界に誇る牛肉を生産することができ、また資源が豊富に存在する国であるはずの中国が、高級牛肉を生産できないでいるというジレンマに悔しさをにじませている。確かに資源は非常に大切な存在だが、それよりも重要なのは資源を活用するための知恵だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)