16日、朴槿恵大統領の40年来の親友による国政介入疑惑を受け、朴大統領に対する韓国国民の怒りが収まらない中、その怒りの矛先が韓国の公共放送局であるKBSにも向けられた。写真はソウルで行われたデモで朴槿恵大統領らの拘束を訴えるプラカード。

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2016年11月16日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の40年来の親友による国政介入疑惑を受け、朴大統領に対する韓国国民の怒りが収まらない中、その怒りの矛先が韓国の公共放送局であるKBSにも向けられた。韓国・ノーカットニュースが伝えた。

ソウル中心部の光化門広場では、12日に100万人を超える人が集まったほか、連日、朴大統領の退陣を求めるデモが開かれている。この模様を取材しようと国内外各局の報道陣が詰め掛けた会場近くにKBSの中継車も停車していたのだが、その車体はみるみるうちに「朴槿恵は下野(げや)しろ」「朴槿恵宣伝チャンネルのおまえたちも共犯だ」「目を覚ませ」といった非難の落書きやビラでいっぱいになってしまった。

朴大統領をめぐる一連の問題について、公共放送が切れ味ある報道を展開できていないことに国民は怒りを募らせているという。KBSの中継車はついにデモ参加者らに取り囲まれ、「ここへ何しに来た?」「KBSを強制的に民営化しろ」「恥を知れ」「受信料がもったいない」などの罵声を浴びせられた末、結局機材をすべて積み直して撤収してしまった。

記事に接した韓国のネットユーザーからは多数のコメントが寄せられているが、やはりKBSに対して厳しい声が多い。

「受信料の拒否運動をしよう」
「最近地上波はまったく見なくなったよ」
「地上波のニュースは操り人形・朴さんのらっぱにすぎない」

「因果応報。朴槿恵が永遠だと思ってたんだろ?」
「けがもさせないで帰らせてくれた国民をありがたいと思え」
「取材したって誰も見ないよ。バラエティーの方でも頑張れば?」

「いい気味だ。反逆に加担した人間の末路はこういうものだ。分かったか?」
「政府の宣伝放送もメディアと呼べるか?」
「受信料はJTBC(国政介入疑惑をスクープした韓国のケーブルテレビ局)に払おう」(翻訳・編集/吉金)