13日、韓国・MBCテレビによると、インターネットを通じて自分に合った恋人を紹介してくれる「婚活」「恋活」アプリが韓国で人気だ。しかし業界の競争が激しくなり、肝心のサービスが行き届かない例が少なくないという。写真はソウル。

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2016年11月13日、韓国・MBCテレビによると、インターネットを通じて自分に合った恋人を紹介してくれる「婚活」「恋活」アプリが韓国で人気だ。しかし業界の競争が激しくなることで、会員増加ばかりに力を注ぎ、肝心のサービスが行き届かない例が少なくないという。

今年8月、25万ウォン(約2万3000円)を支払い「ソーシャルデートアプリ」に登録したサラリーマンのチョさん(37)は、最初の1カ月で3人の女性を紹介された。しかし3人ともチョさんの連絡に返信をくれない。このアプリは5カ月の契約期間に最大20人の相手を紹介するとうたっているが、チョさんには加入1カ月後、1人の女性にも会えないうちに早くも「すべてのサービスが終了した」との連絡が来た。

納得できないチョさんが業者に問い合わせると「女性会員はチョさんの写真を見て断ってきました」との回答、チョさんの外見に問題があるというのだ。チョさんはこれを信じられず、女性会員など実は存在しないのではないかと疑っている。

チョさんのように、ユーザーコメントなどを信じ会費を払ったにもかかわらず相手に会うことすらできなかったという被害者は多いという。ある業界関係者は「良い内容のコメントを自分で書いて上の目立つ場所に掲載し、批判コメントは下の目立たない場所に掲載する」というコメント操作の実態を暴露した。

韓国でこうしたアプリの市場は600億ウォン(約55億1000万円)にまで成長しているが、標準的な約款や損害賠償・払い戻しの規定が定まっていないのが実情だ。

報道を受け、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「これは100%詐欺。それも分からないならよほどの純粋か、ばかだな」
「カッコいい男はそもそも加入しないだろ」
「こんなものはほとんど信用できないと考えるべき。それと、現実で無理なものがネットでうまくいくと思うのが間違い」

「紹介された女性がみんなバイトだとは考えもしなかったの?」
「こういう所の会員は、バイトか男しかいないと聞いたよ」
「もちろん外見がすべてではないけど、25万ウォンのサービスなら、業者側の言葉にも一理あるのかも」

「無駄なことしてないで一人で生きなさい」
「男は25万ウォンも払って加入するんだね。女はタダでも加入しないのに」
「そこまでして女と付き合おうとするなんて、プライドはないのか?」
「こんなのにいまだにだまされるやつがいるのか」(翻訳・編集/吉金)