「タイガーマスクW」(テレビ朝日系)で、新日本プロレスのオカダ・カズチカ選手と劇中に登場するオカダ選手の声を担当する森田成一が対談!/(C)梶原一騎・辻なおき/講談社 (C)テレビ朝日・東映アニメーション

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テレビ朝日系で放送中の「タイガーマスクW」(毎週土曜夜2:45-3:15ほか)で、新日本プロレスのオカダ・カズチカ選手とアニメに登場するオカダ選手の声を務める森田成一の対談インタビューを敢行。

【写真を見る】オカダ・カズチカ選手は森田成一に「いつでもスタンバイOKです(笑)」/(C)梶原一騎・辻なおき/講談社 (C)テレビ朝日・東映アニメーション

同作品は、'69年と'81年にテレビアニメ化され大人気となった、梶原一騎・辻なおきによるプロレスコミック「タイガーマスク」のその後を描いた作品。

初代タイガーマスクの伊達直人が残した“タイガーマスク”を引き継いだ東ナオトと、報復のため自ら敵陣営に加わり内部から組織をつぶすため“タイガー・ザ・ダーク”となった藤井タクマの2人の若きプロレスラーが、悪質プロレス団体「GWM(グローバルレスリングモノポリー)」を裏で操る組織「虎の穴」に立ち向かっていく。

劇中のオカダ選手は新日本プロレスのチャンピオンで、対GWMでタイガーマスクと共闘する。

――夏のイベント以来の再会だと思いますが、きょう再びお会いした感想を教えてください。

オカダ:いま、森田さんの声を聞いて、「あっ、オカダの声だ!」と思いました。

森田:絶対に違うでしょ! もう、最初から嫌な汗かきましたよ。オカダさんの生の声が想像していたよりも柔らかく高めのマイルドな声なので、キャスティングミスでは!?と思いましたね(笑)。実際に「タイガーマスクW」の収録に入った時、オカダ選手のイメージとアニメの“オカダ・カズチカ”のイメージが少し違う部分があり、そこは本人に会った時のファーストインプレッションを大事にしていこうと思いました。

――オカダ選手は森田さんがご自身の声を担当すると聞いた時、どう思いましたか?

オカダ:実は「タイガーマスクW」が始まると聞いた時に、森田さんにやってもらえたらと思ったんです!

森田:えっ…!?

オカダ:僕、中学生の時に「ファイナルファンタジーX」をやっていたので…。

森田:懐かしい!

オカダ:うちのオーナーにお願いしようかなと思っていたところ、僕の声を森田さんがやると聞いて、「俺、持ってるな!」と。本当に驚きましたね。

森田:ありがとうございます! 実は、僕がオカダ選手の声を担当するのは結構前から決まっていたんですよ。「ワールドトリガー」('14〜'16年テレビ朝日系)という作品が終わるくらいに聞いたので、だから、運命ですね!

オカダ:僕も「ワールドトリガー」には出演しました! 僕はこの作品には出られないんですかね?

森田:えっ…!? 何の役で出るんですか?

オカダ:全然違う役で出ますか! オカダの付き人的な。

森田:えー!!(笑)。

――オカダ選手は自身が登場する「タイガーマスクW」を見てどう感じましたか?

オカダ:大満足です! コスチュームも私服も似たような感じでピッタリ! どちらかというと僕自身は控室にいる時はリラックスしているので、あんなに格好良くしてくれて助かりました。クールなイメージは守られるのでありがたいです(笑)。

森田:でも、いたずら好きですよね?

オカダ:人のコスチュームを勝手に着たりしています(笑)。そういったオカダが描かれていないので、助かります。

森田:このインタビューを機に、ぜひ「カズチカのいたずら」ってタイトルで1話くらい作りましょう! リングに立つことなく、いたずらだけで終わるっていう。

オカダ:(笑)。

――アニメや漫画で「タイガーマスク」はご覧になっていましたか?

森田:僕は再放送で見ていました。

オカダ:僕はアニメは見ていませんが、漫画が1巻だけありました。

森田:昔のタイガーマスクはアニメ版と漫画版があって、漫画版の最終回がすごく悲しいんです。あれが僕の中のヒーロー像になっていますね。最終回って知っていますか?

オカダ:知らないんですよね。

森田:“タイガーマスク”の伊達直人が施設に行こうとする際に、車道に飛び出してきた子供を助けようとするんです。伊達は瀕死(ひんし)の重傷を負って、おもむろにバッグを開けて、自分のマスクを川に捨てるんです。自分の正体がバレないように…って、それが最終回です。ヒーローは最後に消えなきゃいけないというタイガーマスクの最終回のイメージが、僕のヒーロー像として印象深いです。

オカダ:じゃあ、僕も最後にはパンツを…って、もう正体はばれてるか!

森田:パンツは…やめておきましょう! 「タイガーマスクW」はある程度ポップに描かれていますが、今後は“タイガーマスク”と“タイガー・ザ・ダーク”の2人の濃密な男の戦いになるのではないかと思っています。厳しい戦いの中でどう自分を見つけていくのか、そこが平成のタイガーマスクの楽しみなのかな。

――リング上で戦うシーンのアフレコは難しいですか?

森田:フラップジャックとかは出ましたが、まだリング上で本気で戦うというシーンはないですね。僕もアクションシーンは得意なので、早く戦いたいですね! どう戦ったらいいですか?

オカダ:うーん…。あまり戦っている時は声が出ないんですよね(笑)。

森田:それ、どうにかならないですか?(笑)。

オカダ:エルボーの時は声が出るんですが…、あとはチョップとか?

森田:それですよね。リアルなプロレスでは技を掛けている時に声が出ない問題は、他の声優さんともどうやろうか話していますね。アニメの中のオカダ・カズチカというキャラなんだ!ということで、アニメの方では脚色して声を当てていこうということになりました。

オカダ:僕が寄せていきます(笑)。

森田:いや、今まで通りでお願いします! 僕はプロレスが大好きなんですけど、実はアニメでは実際にプロレス中継を見ていて聞こえる音を再現しているんですよ。

オカダ:すごくいい音だなと思ったんですよ! ロープのビョーンという音が聞き慣れた音だなと思って。

森田:それだけ音にこだわっているんです!

オカダ:新しい技作っちゃいます? 時間はかかりそうですけど(笑)。でも、格好いい技じゃないとなぁ。あと、声を出せる余裕がある技。

森田:ジャンプをしたりすると格好いい音が出ますよ!

オカダ:声が出せる技って意外と難しいですね。技に集中しないでできるものになってしまいますからね(笑)。

――では、最後に「タイガーマスクW」の見どころを教えてください。

森田:新日本プロレスさんの協力で好発進させてもらっています! 現場もいい雰囲気で、主演の2人もプロレスに急に目覚めたようで(笑)。これまでプロレスに触れていなかった世代と、僕のような本気でプロレスが好きな世代、初代「タイガーマスク」で声をやっていた大先輩たちと、この三つの世代が「タイガーマスクW」を作っているので熱い作品になっています。アニメの中のオカダ選手は、これからきっとものすごくいい戦いを見せてくれるのではと思っています! 

オカダ:僕はまだ戦っているシーンを見ていないので、早く見たいですね。どんなドロップキックをするのか、どんな技を見せてくれるのか。選手としてとても楽しみな部分です。

森田:撮り直したくなってきた…。

オカダ:あと、僕も声の準備はできているので、いつでもスタンバイOKです(笑)。オカダ・カズチカのところには森田さんのお名前があって、僕の名前は違う場所にあるっておかしいですね(笑)。

森田:その時は、自分が違う役をやります!