赤城乳業の「ガリガリ君リッチ メロンパン味」

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 11月15日に赤城乳業から発売された「ガリガリ君リッチ メロンパン味」。ガリガリ君のリッチシリーズといえば、これまでに「コーンポタージュ味」や「シチュー味」、さらには「ナポリタン味」が発売されており、そのチャレンジ精神や奇抜さが大きな話題となっている。

 同シリーズ史上初のパン系フレーバーに挑戦した「メロンパン味」のクオリティは、はたしてどんなものなのか。アイスクリーム評論家で年間1000種類以上のアイスを食しているアイスマン福留氏に聞いた。

●バターと砂糖の甘い香りは初体験の衝撃!

「今回の『メロンパン味』ですが、ちょっと拍子抜けしたところもあったんです。これまでに『ナポリタン味』などの衝撃シリーズ3部作を発売してきていて、赤城乳業も『よみがえる伝説』なんてキャッチコピーで煽っていたので、『とんでもない味のものがくるのでは』と思っていたのですが、実際に食べてみると、アイスとして本当においしいんですよ。『ナポリタン味』の延長線上にある味とは思えないくらいです」(アイスマン福留氏)

 絶賛の様子だが、点数をつけるとしたら、どのくらいだろうか。

「メロンパンとしての完成度は、100点満点で90点以上でしょう。袋を開けた瞬間から、メロンパン特有のバターと砂糖が入り混じった甘い香りがするんです。これまで、たくさんのアイスを食べてきましたが、これは初めての体験でした(笑)。

 赤城乳業の担当者いわく、この甘い香りは『外側のキャンディーの部分にローストしたバターを配合しているため』だそうです。また、ガリガリ君の特徴でもあるキャンディーの中のかき氷はカスタード味になっていて、ほかのガリガリ君と比較すると氷の粒子が細かく、砕かれたクッキーのような形状のメロンパンの皮が混ぜられています。

 かじってみると、まずバターの香りと甘みが来て、その後にメロンパンの皮から小麦っぽいパンの味が確かにする。以前、ガリガリ君がセブン-イレブンとコラボした『スイーツなガリガリ君 ミルクたっぷりとろりんシュー味』と、カスタードや小麦っぽい味も含めて似ている印象を受けました」(同)

 筆者も「メロンパン味」を入手して袋を開けてみると、確かに甘い香りが漂う。一口かじると、カスタードの風味も相まってか、ちょっと質の良いパン店で買ったようなメロンパンの味がする。食べ進めていくうちに、「なぜ、こんなに冷たい食べ物からメロンパンの味がするのか」と頭の中が混乱するほどのクオリティである。

●ガリガリ君リッチ、今後は菓子パン路線?

「これは、かき氷の中のメロンパンの皮なども含めて、普通のガリガリ君よりも少し値段が高いリッチシリーズだからこそできたクオリティでしょう。赤城乳業の開発主任の方は『メロンパンの皮を混合したり、味や香りを再現したりするのに、かなりの時間がかかった』と語っていました。過去の『ナポリタン味』では相当な赤字を出したようなので、こういった菓子パンの路線でリッチシリーズを新たに始めるのかもしれませんね」(同)

 ちなみに、この「メロンパン味」で当たりが出ると、赤城乳業とタカラトミーアーツのぬいぐるみシリーズ「もっちぃもっちぃ」が共同開発した「癒しのもちもちガリメロンパンぬいぐるみ 〜もっちぃもっちぃコラボ〜」がもれなくプレゼントされる。

 今回の「メロンパン味」もかなり意表を突いた味だったが、今後はどんな味のガリガリ君が登場するのか。ぜひ期待したいものだ。
(文=牛嶋健/A4studio)