【受注は目標の4倍!】新型スバル・インプレッサはスバリスト以外にも人気

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他メーカーからの乗り替えと新規を合わせて51%!

10月13日に発表された新型インプレッサは、発売後、約1ヶ月で月販目標台数の約4倍を超える1万1050台を受注し、絶好調のすべり出しとなった。

この受注内容はセダンボディのG4が2226台、5ドアのSPORTが8824台と、圧倒的に5ドアのほうが売れているそうだ。CMに登場するモデルやディーラーなどで先行展示されたモデルが5ドアであったことも影響しているが、使い勝手などを考慮すれば、ハッチバックのほうが売れているのは必然といえるだろう。この点は先代モデルでもハッチバックのほうが好調であったことでも裏付けられるだろう。

注目は客層で、スバルユーザーの乗り換えが49%で他メーカーからの乗り換えや新規のユーザーなどが51%となっている点だ。

比率でいえば、ほぼ半数が新たにスバルオーナーとなったことは、アイサイト(Ver.3)や国産車初の対歩行者エアバッグの全車標準装備といった安全性能の高さに加え、スバルの新デザインフィロソフィであるダイナミック&ソリッドの全面採用によるエクステリアデザインが広く受け入れられている結果といえるだろう。

もちろん、クラスを超えたインテリアの質感なども、他銘からの乗り換えでも満足度が高いといえるだろう。まさに、新型インプレッサのパッケージングはスバリスト以外にも広く支持されていることが結果として出ているといえる。

グレード構成比はセダンG4、ハッチバックのSPORTともに、ほぼ同じ比率となっている。1.6リッターはモノグレード、2リッターは2グレード構成ということもあるが、新開発の直噴エンジンの搭載のほか、インテリア面でもインパネアッパートリムやフロアコンソールリッド、ドアアームレストなどにソフトパッドトリムやシルバーステッチが2リッターモデルにのみ採用されており、インテリアの質感の違いも影響しているのではないだろうか。

G4、SPORTともに、最上級グレードの2.0i-S EyeSightがもっとも売れているグレードである点にも注目したい。スバルの新世代プラットフォームであるSGP=スバルグローバルプラットフォームの卓越した乗り心地とハイレベルな走りを満喫できる18インチモデルは、アクティブトルクベクタリングが唯一装備されることもあり、直進安定性や驚くべきコーナリング性能を満喫できる点が魅力のグレードといえる。

2.0i-S EyeSightは新型インプレッサの走りの楽しさを存分に楽しめるモデルという点が人気のヒミツといえそうだ。

最後にボディカラーだが、新色の追加はなく、先代モデル同様クリスタルホワイトパールが一番人気となり、次いでアイスシルバーメタリック、クリスタルブラックとなっているが、G4についてはホワイトパールとシルバーメタリックが同率となっている。

僅かな比率ではあるが、G4のほうがレッドの人気が高い点が意外であった。先行公開でG4のレッドがメディアに大きく取り上げられたことも貢献しているのかもしれない。

今回登場した新型インプレッサでは2WDモデルにもアイサイトが新たに装備されたが、いずれのモデルもやはりAWDの人気が高いことがうかがえる。ただし、エンジニアからは2WDの完成度も高いので、決して購入したオーナーの期待を裏切らない仕上がりとなっているそうだ。

筆者としては新型インプレッサの走りのポテンシャルを存分に発揮できる18インチ仕様の2.0i-S EyeSightがイチオシであることを付け加えておきたい。

(文:井元 貴幸)