写真提供:マイナビニュース

写真拡大

テリロジーは11月16日、イスラエルのKELA Groupとの日本国内での販売代理店契約を締結。匿名性の高いネットワーク「Dark Net(ダークネット)」でやり取りされるハッカーなどの情報をモニタリングすることで脅威情報を検知し、契約企業に提供するコンサルティングサービス「スレットインテリジェンスサービス」を11月21日より開始すると発表した。

ダークネットとは、インターネットで到達可能なグローバルIPアドレス空間のうち、どのホストにも割り当てられていない未使用のアドレス群を言う。TORなどのツールを利用すれば誰でもアクセスできる利便性があり、かつ暗号化された通信技術などを利用することで高いレベルの匿名性が確保されている。よって利用者の特定が困難であるため、さまざまな犯罪の温床になっている。

このダークネット内のハッカーなどの活動をモニタリングし、悪意ある情報や脅威情報を収集・分析し、蓄積することで、これまでの守りに重きを置いたセキュリティ対策に加え、プロアクティブなセキュリティ対策が実現できるという。

スレットインテリジェンスサービスを提供するKELAは、イスラエルの元軍関係者が設立したスレットインテリジェンスのエキスパート集団で、ダークネット内の悪意あるハッカーなどの情報をモニタリングし、顧客に分析結果をレポートするサービスを提供している。

ダークネット内でやりとりされる情報は、KELAが独自に開発した自動巡回技術の自動情報収集ツール「ReDark」により検索、取集し、フィルタリングされ、同社アナリストによる調査、分析結果を契約先企業に提供する。また、APIを経由し、顧客のSIEMなどのシステムに対し自動的にアラートを送信する。

提供価格は個別見積もり。大手製造業、大手流通業をはじめ、電力・ガス・水道・鉄道・航空などの重要インフラ事業者などを中心に、初年度の販売額は5000万円を目標としている。

(山本明日美)