清武のシュートをアルハイブリがブロック。微妙な判定だったが、レフェリーは迷うことなくPKスポットを指さした。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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[ロシアW杯アジア最終予選]日本 2-1 サウジアラビア/11月15日/埼玉
 
“問題”のシーンは43分に起きた。
 
 右サイドから久保裕也がクロスを入れる。これは相手DFにクリアされるも、そのこぼれ球を拾った清武弘嗣が巧みな足技で目の前の敵をかわし右足でシュートを放つと、サウジアラビアのMFアブドゥルマレク・アルハイブリがブロックする……。
 
 ボールが当たったのは、手か、腕か、それとも胸か――。
 
 ムハンマド・ビン・ジャハリ主審は迷いなくPKのジャッジを下す。サウジアラビアの選手たちは猛抗議するも、判定は覆らなかった。
 
 試合後、敵将のベルト・ファン・マルバイク監督は納得できない様子だった。
 
「そもそもあれがペナルティだったのかということに関して、正直、私としては疑いを抱いています。チームとしては、あれは非常に苦しい瞬間でした。ハーフタイムでもリプレイ映像を見ましたけど、どうだったのかなと思っております」
 
 非常に微妙な判定であったのは間違いない。いわゆる「ホームアドバンテージ」と言えなくもないし、日本はある意味で幸運だったのかもしれない。

 ただ、清武はこれで得たPKを冷静に沈め、日本に待望の先制点をもたらした。それもまた、紛れもない事実である。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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