女装家たちがセクシー下着で…ランジェリーナイト体験記

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 若い頃はクラブとか行ったけど、30過ぎてからはごぶさた…なんてもったいない! 夜な夜な大人たちがハジけるクラブってたくさんあるんですよね。

 今回お邪魔したのは、こちら、
DJ Bar NeoMasquerade(ネオマスカレード、新宿2丁目)

 こちらではいろんなイベントが行われていて、この日は、定期的に開かれる「ランジェリーナイト」。女装家さん達も集うランジェリーナイトは、毎回かなりの盛況ぶりなのです。

 特に、私が行った日はハロウィン&ランジェリーナイトの2本立てで、たいへんな盛り上がりでした。

◆女装家さんたちの美の競演がハンパない

 私は夫と共に参加したのですが、何を隠そう(別に隠してないけど)私の夫は女装家。女の私よりも段違いに気合が入っております。ていうか、会場にいる女装家さん達の美の競演っぷりがハンパない。

 思わず普段の職業や私生活を想像してしまうのですが、その「日常を覗き見したい」という欲望がつのるくらい、女装家さん達ってエロいんですよね。

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 さらに、この日が女装家デビューという若いメンズが数人たむろしていて(学生らしさが抜けきらない、青田買い的な若人達)、先輩の女装家さんにメイクをレクチャーされている姿もまた味がありました。

 もちろん、普通の格好をした男性も女性もあちこちで談笑していて、大音量の音楽に合わせて各々楽しんでいます。ベリーダンスに見紛う衣装やビキニ、フェアリーに扮していたりと思いのまま。皆が皆、それぞれ世界観を醸し出していて魅力的なのです。

 そして、チークタイムまであるではないですか。DJの「男性陣は女性をどんどん誘っちゃって。本物の女性じゃないかもしれないけど」というトークも軽妙。

 女性は(男性も女装家さんも)クローゼットに数枚は勝負下着を忍ばせていますよね。でも、勝負って相手がいてもいなくてもいい時ってないですか。一対一の対戦じゃなくても、こういったイベントのように一対大勢の見せ場で披露してもいいですよね。

 ここでは勝ち負けなんてない、全員が勝者。たったひとりを相手に自分をさらすのも素敵だけど、自己陶酔に浸れるこういうイベントで、自分に陶酔するのもまた良しかな、と。

 皆が皆、一夜のためにエネルギーをためて、エロさに昇華させていく。室内でしか開花できない、淫靡な花。月下美人みたいで神秘的じゃありませんか。

 ナイトライフは心の栄養。たまにはこういった異空間で、気持ちよく自分を咲かせてみるのもいいかもしれません。

<TEXT/森美樹>
●森美樹:1970年生まれ。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)を上梓。最新刊『幸福なハダカ』(同)が発売に
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