16日、中国は米国の高等教育機関に世界で最も多くの留学生を送り出しているが、学生数の増加率は減速したことが分かった。写真は米カリフォルニア大学バークレー校。

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2016年11月16日、中国は米国の高等教育機関に世界で最も多くの留学生を送り出しているが、学生数の増加率は減速したことが分かった。中国新聞網が伝えた。

米国際教育研究所(IIE)はこのほど、米国への留学生受入れ状況についてとりまとめた年次報告書「2016年オープンドア(Open Doors 2016)」を発表した。それによると、2015-16学年度の米大学の留学生数は、前学年度比7.1%増の104万3839人となり、初めて100万人の大台を突破した。

留学生が授業料や生活費の支出等を通じて米国にもたらす経済効果も約360億ドル(3兆9254億円)と過去最高を記録した。

米大学で学ぶ留学生を出身国別に見ると、中国が32万8547人で最も多いが、増加率は8.1%と、前学年度の11%から減速した。2位はインドで16万5918人(増加率24.9%)、サウジアラビアが韓国を抜いて3位となった。

報告書では、中国人留学生数の増加率が05年以降で最低となったことについて、オーストラリアに代表される他の国々との学生獲得競争が激しさを増し、米大学の一部では中国からの入学希望者が急速に減少していると指摘している。(翻訳・編集/柳川)