北朝鮮の朝鮮中央通信は15日、朴槿恵政権と韓国軍に対して「同族対決と軍事的挑発妄動が、危険ラインを超えている」と非難する論評を配信した。

韓国軍は、崔順実ゲートをめぐる政局の混乱を突いて北朝鮮が軍事的挑発に出る可能性を念頭に置きながら警戒態勢を敷いている。これに対して論評は、「特大型の権力腐敗事件によって政治的わなにかかった反逆一味が同族対決と軍事的挑発によってでも、息を吹き返してみようとする愚かな企図以外の何ものでもない」と指摘。

また、「『非常事態』と『非常時局』をけん伝しながら『安保危機』を口実にして最悪の統治危機を免れようとするのは、逆徒が父から受け継いだ天賦的気質である」と、朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領が執権時に非常戒厳令を敷いたことを持ち出して朴槿恵(パク・クネ)大統領を非難した。

そのうえで「情勢を危険極まりない軍事的衝突へ追い込む反逆一味の『非常体制』騒動は、全同胞の糾弾と排撃を免れられずにいる。逆賊一味は、火を好む火取り虫の終えんがどんなものであるのかを再びかみ締めてみる方がよかろう」と警告した。