14日、朴槿恵大統領の親友による国政介入疑惑など一連の問題が日本でも連日報道される中、韓国のネットユーザーがこのほど掲示板に「事件に向けられる日本メディアの視点がちょっと変わっている」との感想をつづった。写真はデモが多く開かれるソウル・光化門広場。

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2016年11月14日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の40年来の親友・崔順実(チェ・スンシル)容疑者による国政介入疑惑など一連の問題が日本でも連日報道される中、韓国のあるネットユーザーがこのほど掲示板に「事件に向けられる日本メディアの視点がちょっと変わっている」との感想をつづった。

日本のテレビ報道などの内容をネットを通じて目にしたというこのスレッド主は、その報道の焦点が、事件の核心である容疑者らによる不正よりもむしろ、韓国メディアの加熱した報道の様子や韓国特有のデモ文化に当てられていることに違和感を覚えたようだ。

例えば日本の報道では、崔容疑者がソウル中央地検に初出頭した際、大勢の報道陣やデモ隊が詰め掛けもみくちゃにされたシーンや、事件のいきさつに不満を覚えた市民が最高検察庁の建物に重機で突っ込んだ騒動、そして連日ソウルなど各地で行われているさまざまな抗議デモの模様が大きく伝えられた。スレッド主は、こうした中継映像などを受け番組で「韓国はまだメディアの力が強く、また日本と違って自分の感情を簡単に表に出す傾向があるためデモにつながっている」「韓国人はどんな事件についてもひどく感情的に行動する」といった解説が加えられていたとつづった。

また、ある番組パネラーが「韓国では一テレビ局が現職大統領に関連した不正事件を特ダネとしてすっぱ抜いたが、日本のテレビ局で現首相に関するこうした内容を扱えるメディアがあるだろうか?」と発言したことが印象深かったという。

この書き込みを受け、他の韓国人ユーザーは「確かに。韓国の集会の様子を見て日本人はやり過ぎだと言ってるね」「僕らが感情的なのではなく、そっちがおとなしいだけだろ」「日本は政治後進国のくせに何を評価してるんだよ?」「自分たちが愛してやまないパリ市民のデモの様子は報道されないんだろうな。僕らはパリと比べたらまったくおとなしいのに」「日本で韓国の話題を扱う時は、毎回こんな感じだよ。今回だけじゃない」などのコメントを寄せている。(翻訳・編集/吉金)