イベントに登壇したニコラス・ウィンディング・レフン監督 (c) 2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch

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『ドライヴ』(11)で2012年カンヌ国際映画祭監督賞を獲得したニコラス・ウィンディング・レフン監督の最新作『ネオン・デーモン』(1月13日日本公開)。本作のサウンドトラックが海外で高い評価を受けていることもあり、15日にタワーレコード渋谷店にてファンミーティングが開催され、レフン監督はトークショーやサイン会などファンとの交流を行った。

開始前から長い列ができ、130名のファンの熱狂の中ニコラス・ウィンディング・レフン監督が登場!一言と促されると「I LOVE MIYAZAKI」と大好きな宮崎駿監督の名前を出し会場を沸かせた。「初めて来日したのは映画『ドライヴ』のプロモーションの時だったのですが、夜の東京を初めて目にしてから、日本で東京で是非映画を作ってみたいと思っていました」「日本に来ると自分が異国に来た異邦人のような気がしてそういうところが好きですし、デザイン面でもディティールを大事にする日本のセンスと自分のフェティッシュな部分がすごく近いんじゃないかと思っています」と日本への思いを語った。

原作・脚本も手掛ける新作『ネオン・デーモン』が生まれた経緯を聞かれると「3年前、朝起きたら自分は生まれつき美しくは生まれなかったんだと感じました。横に居た妻は美しいのに。そんな彼女にジェラシーを感じ、それからこれがホラー映画のいいネタになりそうだと思いそこから始まったんです」と思いもよらないきっかけで誕生したことを明かした。

インターネットと並んで世界最高の発明が女性と言い放つ監督、作品ごとの女性の描写が興味深く『ネオン・デーモン』でも美と若さに取りつかれた女性たちが登場する。中でも主人公ジェシーを演じたエル・ファニングへの思いを問うと「彼女がこの映画に参加した時はジェシーと同じ16歳、撮影中に17歳、ワールドプレミアとなるカンヌ国際映画祭の2週間前に18歳の誕生日をむかえています。だから彼女が子供から大人の女性になる道のりをこの映画はある意味パラレルに描いているということもあるんです。女優として本当に素晴らしいと思いますし、(監督とたびたびタッグを組んでいる)ライアン・ゴズリングの女性版だと思っています。エルには、どの男性の中にも16歳の少女が実は住んでいて、この作品は実は僕の中の16歳の少女が扮装した映画なんだよと伝えたら、彼女は『ああそうなんですか』とさらっと言いました(笑)」とエルとのエピソードを披露した。

その後行われたサイン会にも長蛇の列ができ、熱狂的なファンが監督作のグッズを持参しサインと記念撮影をもとめていた。ポスタービジュアルのエル・ファニングのメイクを真似たグリッターメイクの女性ファンも出没するなど熱いイベントとなった。

■『ネオン・デーモン』
2017年1月13日(金)TOHOシネマズ六本木ヒルズほか 全国順次ロードショ
(c) 2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch