約10万円でマイカーを自動運転化する「Comma One」、米当局が販売延期を要請

写真拡大

ベンチャー企業のComma.aiを設立し、後付け半自動運転化装置「Comma One」を開発したジョージ・ホッツ氏が先週、自動車業界から冷や水を浴びせられた。この装置の販売計画に米国道路交通安全局(NHTSA)が目を付け、その安全性などに対し懸念を示したのだ。NHTSAはホッツ氏に書面で製品の発売延期を勧告し、詳しい情報を提供するよう求めたのである。
その後、ホッツ氏はこのプロジェクトを完全に中止。Twitterで「規制当局や弁護士らの相手をするよりも素晴らしい技術を開発することに人生をささげたい」とのコメントを発表した。また、NHTSAが接触して来たのはこの書面が初めてで、同氏はこれを"脅迫"だと言っている。
comma ai @comma_ai

規制当局や弁護士らの相手をするよりも素晴らしい技術を開発することに人生をささげたい。労力の無駄だ。

ホッツ氏はその書面を公開しているが、その内容は同氏の意見に反し、客観的に見て至って妥当なものと思われる。例えば、NHTSAはこの商品の販売を禁止したわけではなく、発売を延期すべきだという同局の見解を強調しているのであり、ホッツ氏はそのまま商品発売計画を進めることはできた。また、NHTSAが求めているのは、この半自動運転装置の取り付け方法や、どのような動きをするのか、どの車種でどんな状況下で作動するのか、緊急時の安全機能などの詳細な情報である。ただし、この返答に同局が11月10日という期限をつけ、これが守られない場合は1日につき2万1,000ドル(約220万円)の罰金が課せられる可能性があると記されている。恐らくホッツ氏はこれを"脅迫"だと言ったのだろう。

By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

約10万円でマイカーが自動運転車に、伝説のハッカー開発の自動運転化キットが年内にも発売