「北京暖房シーズンPM2.5発がん性金属構成成分の差に関する研究報告書」によると、中国北京市のPM2.5に含まれるヒ素・鉛・カドミウムという発がん性金属元素の質量が、それぞれ85.9%、48.9%、40.7%減少した。写真は大気汚染発生時の北京。

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世界的に有名な環境保護組織と、北京環境突然変異誘発物質学会の潘小川教授が共同発表した「北京暖房シーズンPM2.5発がん性金属構成成分の差に関する研究報告書」によると、北京市はこの3年間で一連の大気汚染防止策を打ち出した結果、北京のPM2.5に含まれるヒ素・鉛・カドミウムという発がん性金属元素の質量が、それぞれ85.9%、48.9%、40.7%減少した。うち石炭燃焼と密接に関連するヒ素の改善が最も顕著だったという。科技日報が伝えた。

実験では2012−13年、2015−16年の冬の暖房シーズンに、北京市のPM2.5のサンプルを収集し、重金属の含有量を分析した。そのデータによると、2012−13年の北京のPM2.5に占めるヒ素・鉛・カドミウムが占める割合は、それぞれ0.128‰、1.816‰、0.027‰だった。2015−16年は0.018‰、0.928‰、0.016‰に低下。3種の重金属のPM2.5に占める割合が大幅に低下したことがわかった。

潘氏は、「ヒ素・鉛・カドミウムという3種の重金属元素は、『環境大気品質基準』によって年平均濃度の上限値が設定されている。これらの物質に長期間さらされると、人体の健康に明らかな悪影響が生じる。うちヒ素、カドミウムは第1級発がん性物質だ」と指摘した。(提供/人民網日本語版・編集YF)