14日、日本で東京大学合格を目指してきた人工知能(AI)ロボット「東ロボくん」の開発チームが東大挑戦を断念することを明らかにした。このニュースは韓国メディアでも伝えられ注目を集めている。写真は東京大学。

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2016年11月14日、日本で東京大学合格を目指してきた人工知能(AI)ロボット「東ロボくん」の開発チームが、今年挑戦した大学入試センター試験模試の結果を受け挑戦を断念することを明らかにした。このニュースは韓国メディアでも伝えられ注目を集めている。

国立情報学研究所は11年、「人工知能開発プロジェクト」の一環で「東ロボくん」を開発した。以降、「ロボットは東大に入れるか」というプロジェクトの下で各科目の試験対応能力を伸ばしてきたが、数学・物理などでは東大合格圏の成績に達したものの英語など読解力が必要な科目で壁にぶつかっていた。

14日に開発チームが明らかにしたセンター試験模試の成績は、全教科合計の偏差値が昨年とほぼ同じ57だった。受験した5教科8科目のうち、物理は昨年の偏差値47から59へと大幅に伸びたものの数学では逆に下落した。また英語のリスニングでは偏差値36、国語は昨年より上がったものの50だった。

開発チームは「東ロボくんは高校生全体の8割よりも良い成績になったが、読解力に問題があり(東大合格に必要とされる)上位1%以内に入れない」と、東大断念の背景を説明した。今後は記述式試験の成績を伸ばすなど、教科を絞って学習を続ける計画という。

この報道に、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「英語が苦手なのは日本人と同じだね。うまく作ったもんだ」
「読解ができるということは翻訳も完璧だということ。つまり外国語の勉強も必要がなくなる。しばらくは簡単じゃないだろうな。グーグル翻訳はいまだにめちゃめちゃだし」
「え?ちょっと待って。ロボットが大学に入るって?」

「東大を出なくたって立派なロボットになれるさ」
「李明博(イ・ミョンバク前大統領)が作った魚ロボットは、川に浮いた藻のせいで泳げもしなかったが…」
「断念とは言ってもこういうことを何度も試して研究しているとは、恐ろしい国だ。韓国は創造経済と言いながら、第4次産業への大々的な投資もブーム醸成もできずにいる」

「韓国のロボット技術で修能(大学修学能力試験。日本のセンター試験に当たる)を解けるだろうか?」
「英語は解釈もしないといけないし、推論や判断力も必要。言語自体が難しいと言われるのは根拠のない話じゃなさそう」
「ああ、『東京大学ロボット』を略したのね。『とうろぼ』=泥棒かと思った」(翻訳・編集/吉金)