「Driving BARISTA」ロゴ(トヨタ自動車の発表資料より)

写真拡大

 トヨタとコメダ、KDDIは15日、愛知県におけるスマートフォンアプリ「Driving BARISTA」を活用した、「ながらスマホ運転」事故防止プロジェクトの取り組み結果を発表した。この取り組みは、2016年秋の交通安全週間にあわせて9月20日から開始されており、自動車メーカー、通信、飲食が連携して、アプリを活用した交通安全運動を実施するのは国内初のことだった。

 取り組みでは、Driving BARISTAをダウンロードし、「ながらスマホ運転」をしないで100km走行すると、コメダ珈琲店にてブレンドコーヒーまたはアイスコーヒーと交換できるクーポンを入手できた。結果は、アプリダウンロード数が約3万7,000回、蓄積された走行距離合計が約260万km、有効コーヒークーポン数が約2万枚、交換されたコーヒー数は約8,200杯だった。

 Driving BARISTAは、スマホ本体の傾きを判定するジャイロセンサーや移動距離を判定するGPSを活用したアプリとなっており、運転中にスマホ画面を伏せた状態の走行距離を計測する仕組みとなっていた。

 アプリ上での蓄積走行距離である約260万kmは、地球約65周分に相当。3社は、自動車メーカーと飲食、通信によるこれまでにない新感覚のアプリによる体験を通じて、愛知県内での自動車運転者に安全運転を促すとともに、「ながらスマホ運転」事故防止について、改めて認識してもらう一助になったとしている。

 愛知県警察本部によると、本プロジェクトとの因果関係は不明としながらも、プロジェクト開始前17日間と走行距離蓄積期間の17日間で比較した場合、運転中の携帯電話使用等違反の検挙数が15%程度減少したという。