ドレスアップした向井理、木村文乃、佐藤二朗

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 向井理主演、堤幸彦監督作の映画「RANMARU 神の舌を持つ男」(中略タイトル)のスペシャルセレモニー&完成披露試写会が11月15日、都内で行われ、向井と堤監督をはじめ共演の木村文乃、佐藤二朗、木村多江、市原隼人が出席した。

 アニヴェルセル豊洲でのセレモニーでは、ドレスアップした向井らが登場した。「タキシードは着慣れないから、着させられている感じ」と照れる向井は、木村(文)から「かっこいいですよね」、堤監督から「9頭身だもんね」と褒められたが、すかさず「8.5頭身ですよ」と否定。一方の堤監督は「社会派で、深く問題を投げかけるテーマ性の深い作品です。ご覧になり、『君の名は。』のように議論してもらいたい」とひょうひょうとアピールした。

 今作は堤監督が構想に20年を費やし、今年7〜9月に放送されたコミカルミステリードラマを映画化。舐めたものの成分を分析できる主人公・朝永蘭丸、ハイテンション女・甕棺墓光、ツッコミ鋭い常識人・宮沢寛治というポンコツ3人衆の珍道中を描く。

 ユナイテッド・シネマ豊洲に移動した舞台挨拶では、今作から参戦した木村(多)と市原が、撮影時の堤監督による無茶ぶりを振り返った。木村(多)が「現場は大変と聞いていて、でも大丈夫だろうと思っていたら、あまりの大変さ。久しぶりにしびれる現場でした」と吐露すると、堤監督は土下座で謝罪。続けて市原も「『ポケモン』と言ったり、思いっきりビンタされたり。台本にないことが本当に多く、こんな現場があるのかと人生で初めて思った。ワンシーン、ワンシーンがパンチ効いています」と述べ、堤監督は再び地面に手をつき場内を沸かせた。

 また、堤監督が「蘭丸という役は、向井さん自身が“かわいさ”を貼り付けて完成しました」と称賛すると、向井は「いろんな人に迷惑をかける役だったので、嫌われたくない一心で。計算で、あざとく組み込んでいきました」と説明。そして最後に、向井は「劇中には社会派のメッセージが隠れていて、それを隠すためのギャグなんです。それはドラマ第1話の時から感じていて、誇らしい気持ちにもなりました。ギャグはギャグで純粋に楽しんでもらい、そのほかにも感じて頂けることがあると思います」と力強く語り、堤監督は「見方は自由。画面にツッコんでいただくなり、怒号試写会でも全然結構です」と自虐的に話していた。

 「RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編」は、12月3日に全国で公開される。