屏東県文化処提供

写真拡大

(屏東 15日 中央社)屏東県内埔郷で14日、平埔族(先住民)マカタオ族の祭りが行われた。文化の復興と伝統の継承を通じて同族と社会の相互理解増進や平埔族の認知度向上を目指すもので、大人に交じって多くの子供たちも参加した。

マカタオ族は台南を中心に暮らす平埔族シラヤ族の分族とされる。アミ族やパイワン族のような台湾原住民として国からは正式に認定されておらず、長年にわたり独特の文化や伝統がなおざりにされてきた。

祭りは約半世紀にわたって途絶えていたが、昨年から復活。戦いや狩りで必要な足の速さを競うランニング大会や歌と踊りで親睦を深めるなどした。地元の文化協会関係者によると、歌と踊りは保護者や小学校教諭が地元の高齢者を訪ねて習得したという。

文化協会では今後もオーラルヒストリー(口述歴史)の収集や集落と学校の協力を進め、マカタオ族の文化を根ざしたいとしている。

(郭シセン/編集:齊藤啓介)