原口がチームの2点目を沈めた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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[ロシアW杯最終予選] 日本 - サウジアラビア/11月15日/埼玉

 ロシア・ワールドカップ・アジア最終予選の前半戦ラストマッチとなる日本対サウジアラビアが、埼玉スタジアムで19時35分にキックオフされる。

【日本 2-1 サウジアラビア|PHOTOギャラリー】清武、原口のゴールでグループ首位を撃破

 現在グループ3位の日本は、この試合に2点差以上で勝利すればサウジアラビアを得失点差で上回り、ワールドカップ出場権圏内に浮上する。

 試合は日本のキックオフで始まった。

 日本は開始直後、1トップの大迫のポストプレーからトップ下の清武が抜け出し、ファーストシュートを放つ。GKに阻まれたものの、日本はリズムよく攻め込む。

 日本は再三、大迫にボールを集め、そのポストプレーからチャンスを作り出す。一方のサウジアラビアも前線から激しいチェックで応戦する。

 10分、日本は厳しいチェックから相手のミスを誘い、長友がセカンドボールに反応するが、激しいタックルを受けて倒れこむ。相手にはイエローカードが提示される。

 18分、日本はサウジのカウンターを受けると、ドリブルからシュートを放たれるが、これはGK西川の正面を突き、事なきを得た。逆に日本も21分、原口の持ち上がりから、ラストパスを受けた大迫が相手に身体を寄せながら反転シュート。しかし、これはGKの好守に阻まれた。

 さらに日本は22分、酒井宏のクロスから久保がシュートを放つが、相手DFのブロックに遭う。チャンスを量産する日本だが、なかなかゴールを割ることができない。

 26分、日本はカウンターを受け、左サイドから鋭いクロスを入れられるが、DF陣が身体を張った対応を見せ、サウジにシュートを打たせない。

 38分、日本は長谷部のミドルパスにダイヤゴナルランで反応した久保が抜け出すと、中へ入り込んできた大迫がダイレクトシュート。しかしこれは枠をとらえきれず。さらに、42分、原口が敵陣中央でボールを拾うと、そのまま持ち上がりミドルを放つが、これも枠をとらえなかった。

 しかし、45分、日本は清武のシュートがペナルティエリア内でサウジDFの腕に当たったという判定でPKを獲得。これを清武自らが叩き込み、日本が先制した。

 前半は、日本が1点をリードして終了している。

 後半、日本は久保に代えて本田を投入してスタートした。

 48分、日本は清武が激しいタックルを受けてファウルを獲得。このFKから本田が決定機を迎えるが、決めきれない。そして、このプレーの直後に、清武は立ち上がることができず、一人少ない状態に。それでも数分後、清武は痛みに顔をしかめながらもピッチに復帰した。

 52分、日本は左サイドを崩し、長友から本田へラストパスが通るが、シュートは打ち切れない。こぼれ球を清武が狙うが、これはDFにブロックされてしまう。このこぼれ球が相手にわたり、日本はカウンターを受けるが、守備陣が粘り強く対応して事なきを得た。白熱の攻防が展開される。

 62分、日本は高い位置でボールを奪って、原口がドリブルで持ち上がる。原口はやや遠めの位置から果敢にミドルを放つが、相手GKのセーブに遭い、ゴールならず。

 65分、日本は清武に代えて香川を投入した。

 71分、日本は再び高い位置でのインターセプトで原口が持ち上がり、中央へ折り返すと、本田がシュート態勢に入るも、DFのクリアに阻まれる。さらに直後のCKから決定機を迎えたが、決めきれない。

 77分には右サイドから山口のパスを受けた本田が、振り向きざまに左足のシュートを放つ。しかし、これは相手GKの好守に阻まれた。

 80分、左サイドを長友がオーバーラップし、グラウンダーのクロスを供給。ニアサイドの香川がスルーすると、中央で待ち構えていた原口が冷静に右足インサイドで流し込み、ゴールを射抜いた。日本がリードを2点に広げた。

 86分、高い位置でボールを奪って原口がドリブルでゴール前に侵入。右サイドを上がった本田にラストパスを送る。本田は右足でシュートを放つが、上へ外れた。

 90分、サウジアラビアにゴールを奪われる。相手のシュートを一度は吉田が足に当て、長友がライン上でクリアしたかに見えたが、そのままゴールラインを割った判定とされた。

 90+2分、サウジアラビアのキャプテンを務めるオサマが、2枚目の警告で退場に。

 90+3分、大迫と交代で岡崎がピッチへ。

 90+4分、サウジアラビアが右サイドからクロスを上げ、中央のFWがヘッドで狙う。これはGK西川がセーブして事なきを得る。

 アディショナルタイム表示の3分はとうに過ぎていた90+5分。終了のホイッスルが鳴り、2-1で日本が勝利した。この結果、暫定ながら、ワールドカップ出場権が与えられるグループ2位に浮上した。