ドリーは卓球ラケット、ニモは骨付きもも肉だった

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この夏、興行収入68億円突破のヒットを記録し、10月9日(米現地時間)には世界興行収入が10億ドルの大台を突破したディズニー/ピクサー最新作「ファインディング・ドリー」。その先行デジタル配信開始が11月15日より始まった。これを記念して、次週(11月22日)発売されるMovieNEXに収録のボーナス映像から、本作のキャラクター・アートディレクターを務めたジェイソン・ディーマーが、独特のキャラクターのデザイン方法を明かすメイキング映像の一部が解禁となった(https://www.youtube.com/watch?v=OTCkPdzaWVI)。

「失敗することで上手くなっていく」と、キャラクターデザインを自身が趣味としているスケートボードに例えるディーマー。「ファインディング・ニモ」「レミーのおいしいレストラン」「ウォーリー」といった名だたるアカデミー賞受賞作品に携わった一流クリエイターであるディーマーは、キャラクターを描く際、描くキャラクターに似た形の物を探すようにしているという。

例えば、あのニモのモデルは「骨付きもも肉」。さらに、ドリーは「卓球のラケット」と告白。大人気キャラクターのデザインは、身近な物からヒント得ていたと明かしている。

ドリーの両親もドリーと同様のデザインなのかと思いきや、母ジェニーは「ヘリコプター」で、父チャーリーは「角が丸い財布」がモデルらしく、同じナンヨウハギでもキャラクターに合わせてモデルは異なる。

しかし、そんな中でもドリーの目は母ジェニー、鼻は父チャーリーに似せてあるという一流クリエイターならではのこだわりが垣間見える。映像では実際にディーマーがニモやドリーをスケッチしていく過程を見ることができ、見ているだけでファンならずともワクワクすること間違いなしだ。

また、ディーマーは別のインタビューで、前作「ファインディング・ニモ」のアニメーションは13年も前のため、当時使った技術や作ったモデル、3Dの陰付け、アニメーションは全く利用できず、ドリーをはじめ基本的に全てをゼロから作り直し、大変な作業だったことを明かしている。最新技術を駆使しながらも、前作とかけ離れすぎないように研究をし、まるで新しいキャラクターを作りだしたと、制作当時の苦労を振り返った。

映画「ファインディング・ドリー」は、11月15日よりデジタル配信開始。11月22日にMovieNEX発売(4,000円/税別)。