15日、韓国・朝鮮日報によると、満月が大きく見える現象「スーパームーン」が日本各地でも観測される中、韓国では「スーパームーンは大地震の前触れではないか」とのうわさがSNSで飛び交い、不安が広がっている。資料写真。

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2016年11月15日、韓国・朝鮮日報によると、満月が大きく見える現象「スーパームーン」が日本各地でも観測される中、韓国では「スーパームーンは大地震の前触れではないか」とのうわさがSNSで飛び交い、不安が広がっている。

14日夜、1948年以来68年ぶりの大きさで満月が見える超スーパームーン現象が起こったが、韓国ではこれと前後して「スーパームーンの影響で大地震が起こるかもしれない」とうわさが広まった。月と地球の距離が近づくことで引力が地殻を刺激し地震のような恐ろしい天変地異を引き起こすというもので、「月が大きく見える14〜17日が地震発生の峠になる」「(今年9月に起こった)慶州地震の大きな揺れは2回とも(14日と同じ)月曜だった」など不安に駆られた書き込みがSNS上に飛び交った。

また13日、ニュージーランドやアルゼンチンで地震が発生したのに続き、これまで地震が少なかった韓国の忠清南道地域でも地震が観測されたことが不安感をいっそうかき立て、「月を見に江原道に行こうと思っていたが、心配なので家で状況を見守ることにした」などの書き込みも相次いだ。

こうした「怪談」は2004年のインドネシア・スマトラ島沖地震、11年の東日本大震災発生時にスーパームーン現象があったことから、韓国で数年来ささやかれてきたという。しかし専門家らは「月の引力は地震を引き起こすには程遠い」としてこれを俗説にすぎないと説明、「科学的に証明されていないことを既成事実化し不安をあおるのは正しくない」と指摘している。

これについて韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられた。

「大統領は辞任しろという天の意思だ」
「科学で宇宙の秘密がすべて分かるわけがない。科学者がまるで何でも分かってるような言い方だな」
「中国からの大気汚染物質のせいでスーパームーンを見ることすらできない」

「明日の天気も当たらないのに地震予測?」
「根拠のない怪談が現実になるのを目にしてきた韓国国民は、怪談という語を信じなくなった」
「この前日本の科学者たちが、満月の日は地震が多いと言ってなかったっけ?」

「科学的に立証されていないのではなく、単に宇宙の無限の力を人間が分かっていないだけ。数千年後に証明されるだろう」
「ここが君たちの問題だよ。事故が起こってから右往左往するのではなく、起こる前に危険を認めて備えろってことだ」
「笑っちゃうほど未開だな」(翻訳・編集/吉金)