不可能を可能にした「ジャングル・ブック」秘話

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今年8月に公開され、興行収入22億円を超えるヒットを記録した実写映画「ジャングル・ブック」。12月7日には先行デジタル配信開始、12月16日にはMovieNEX(4,000円/税別)の発売を予定しているが、このたびMovieNEXに収録されているボーナス映像から、最先端のCGによって作品を作り上げていく貴重なメイキング映像の一部が解禁となった(https://www.youtube.com/watch?v=E95HJ0Ebx84)。

「ジャングル・ブック」では、「アバター」「ゼロ・グラビティ」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」などの作品を経験してきたエキスパートたちが、最新鋭のテクノロジーを駆使し、少年モーグリの実写による演技と、リアルなCGによる動物たちやジャングルを見事にブレンドさせた。

監督のジョン・ファヴローは、CGだけではなくモーグリの実写の演技にもこだわりを見せる。CGで表現する影を想定しモーグリに照明を当てたり、巨大なターンテーブルを用意し広大なジャングルを歩き回る姿を撮影するなど、あらゆる場面で創意工夫がされていた。

モーグリ役のニール・セディは、当初、戸惑ったという。「あとで背景を付け足すなんて、不可能だ」と思っていたが、背景にジャングルが追加された実際の映像を見て「本当だった」と興奮した当時を振り返る。

別のインタビューでファヴロー監督は、世界最高峰のCG映像に取り組んだ一方で、ストーリーこそが最重要だと強調。映画は、観客に感動を提供すべきものと考えていて、どれほど素晴らしい映像でもキャラクターに感情レベルで共感ができなければ意味がないという。さらに、どんなストーリーにも、人間性、感情、キャラクターの成長、そしてユーモアが必要だと話している。

そして、「これは、少年がこの世界の中で自分の居場所を見出す成長物語です」とプロデューサーのブリガム・テイラーは付け加える。「冒険はリアルですし、危険度も高いのですが、それと同時に、この映画には温かさや人間性も描かれています。このコンビネーションはなかなか成立するものではありませんが、ジョンがそれらをすべて導き出しているのです」と、ジャングルで生きる少年モーグリのストーリーであることを強調した。

なお、MovieNEXにはこのほかにも、劇場公開時には見ることができなかった充実のボーナス映像を多数収録。本編とあわせて「ジャングル・ブック」の世界を深く堪能できる。