15日、韓国メディアによると、韓国・ソウルでは12日、朴大統領の退陣などを求めるデモが行われた。メディアは「平和的だった」と報じたが、デモに参加した女性たちからは「女性嫌悪」や「性犯罪」被害を訴える声が相次いだという。写真は12日のデモの様子。

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2016年11月15日、韓国・女性新聞によると、韓国・ソウルでは12日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣などを求める100万人規模のデモが行われた。メディアは「平和的だった」と報じたが、デモに参加した女性たちからは「女性嫌悪」や「性犯罪」被害を訴える声が相次いだという。

韓国社会では最近、朴大統領の友人女性・崔順実氏による国政介入事件と共に「女性嫌悪」が広がっている。12日に行われたデモ中にも、女性たちは女性嫌悪や性犯罪に直面したという。ある女性はSNSに「デモ中に友達がセクハラを受けた。今警察に来ているが、この事実を広めてほしい」と書き込んだ。他にも「信じたくないが、制服を着て行進していた娘が何度も体を触られるなどのセクハラを受けた。朴大統領より最低な人たちがいる」「高校生の妹が痴漢に遭った。なぜ自分の権利を守るために参加したデモで性的にじゅうりんされなければならないのか?狂った国だ」「セクハラ犯は1人や2人ではなかった。ナンパ目的で参加する人も多かった」など、SNSには性犯罪被害を訴えるコメントが相次いだ。

また、「朴大統領は寂しいなら嫁にでも行きなさい」と書かれたポスターの写真や、朴大統領と崔氏の顔が描かれたステッカーが貼られた男子用トイレの便器の写真、「大韓民国には表現の自由があるから崔順実を売春婦、崔順実の娘を売春婦の娘さんと呼んでもいいよね?」などの女性嫌悪的発言も数多く掲載された。これに対し、女性たちは「朴大統領と崔順実が女性でなければデモはここまで拡大しなかっただろう」「とても不快。民衆の中に女性の居場所はないの?」「怒りが嫌悪に変わってはいけない。問題の本質を正しく把握しよう」などと訴えている。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「国民が一つになって戦わなければならない時にセクハラ?あきれてものも言えない」
「女性大統領だから甘く見ているのだろう。李明博(イ・ミョンバク)前大統領の時はなぜデモをしなかったの?強者に弱く、弱者に強い韓国人男性」

「韓国男性が成長するのはいつだろう?女性嫌悪は絶対、民主主義を発展させられない」
「朴大統領よりも横で一緒にデモをしている男性の方が危険というのが目の前の現実」

「朴大統領を批判しただけでなぜ女性嫌悪になる?」
「僕たちは不正大統領を嫌悪しているだけ」
「一部のネットユーザーだけでしょ?正常な男性は女性嫌悪などしない」(翻訳・編集/堂本)