小野薬品は14日、提携会社のブリストル・マイヤーズ スクイブ社が開発したオプジーボ(一般名:ニボルマブ)が、頭頸部がんの治療薬として米国食品医薬品局(FDA)から承認されたと発表した。オプジーボは今回の承認により、米国では5つのがん腫で承認されたこととなる。

 日本国内では、小野薬品が2014年9月に根治切除不能な悪性黒色腫(メラノーマ)の治療薬として発売。その後、2015年12月に切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん、2016年8月に根治切除不能または転移性の腎細胞がんに対する薬として承認を取得。

 今後さらに、ホジキンリンパ腫および頭頸部がんについて承認申請がされており、胃がん、食道がん、小細胞肺がん、肝細胞がん、膠芽腫、卵巣がん、尿路上皮がん、悪性胸膜中皮腫、胆道がんなどを対象とした臨床試験が実施中となっている。適用範囲が拡大される一方で、高額な薬価が課題となっており、その引き下げも検討されている。