B級映画の帝王ロジャー・コーマン Photo by Paul Archuleta/FilmMagic

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 「B級映画の帝王」と呼ばれる米プロデューサーで監督のロジャー・コーマンの伝記映画「The Man with Kaleidoscope Eyes(原題)」が製作され、「グレムリン」のジョー・ダンテ監督がメガホンをとることがわかった。

 マーティン・スコセッシを始め、今やハリウッドを代表する多くのAリスト監督たちに映画界入りのきっかけを与えてきたコーマンだが、ダンテ監督も最初はコーマンの製作会社で予告編の編集をするところからキャリアをスタートさせた。

 本作は、コーマンの長いキャリアの中でも、1967年のカルト作「白昼の幻想」(原題:The Trip)の撮影時期に焦点を当てる。ジャック・ニコルソンが脚本を手がけ、コーマンが製作・監督を務めた「白昼の幻想」は、LSDを服用した青年が体験する“幻想の旅”を描き、ピーター・フォンダ、スーザン・ストラスバーグ、デニス・ホッパーらが共演した。

 米エンターテインメント・ウィークリーによれば、ダンテ監督は2017年中に本作を撮影する見込み。同監督は10月、米ロサンゼルスで行われた「白昼の幻想」の脚本の朗読劇の演出を手がけたが、その際にはコーマン役をビル・ヘイダー、フォンダ役をジェイソン・リッター、ニコルソン役をイーサン・エンブリーが担当した。映画のキャストは明らかにされていないが、朗読劇に関わった俳優たちも何らかの形で参加するものと見られている。