14日、日本では待機児童の問題が深刻になっているが、中国青年報によると、「一人っ子政策」の廃止によって中国でも幼稚園不足が懸念されている。写真は北京の幼稚園。

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2016年11月14日、日本では待機児童の問題が深刻になっているが、中国青年報によると、「一人っ子政策」の廃止によって中国でも幼稚園不足が懸念されている。

中国では昨年、1979年から続いた「一人っ子政策」を完全に廃止することを決定、今年から正式に「二人っ子政策」を施行した。専門家の間では、「二人っ子政策」でも人口減少に歯止めはかからないとの指摘も出ているが、それでも出生人口は1500万人以上の増加が見込まれている。

記事によると、「二人っ子政策」施行から4年目の2019年から、幼稚園に通う年齢の児童が急増すると見られている。具体的には、19年は4981万3900人、20年は5449万6100人、ピークを迎える21年には5750万8200人と推計される。

そこで問題になるのが、年々入園児童数が増加している幼稚園の不足だ。14年時点で20万9900カ所ある幼稚園は、21年には31万9500カ所が必要になる。また、幼稚園教師は14年時点の184万4100人から383万3900人に、保育員は55万800人から191万6900人にそれぞれ増員が必要だという。

記事は、新たな教育資源の拡充と同時に、少子化で需要が減少している教育資源の活用など、年を追うごとの調整が必要であると指摘している。(翻訳・編集/北田)