「破裏拳ポリマー」TVアニメ版(左)と実写版(右) (C)2017「破裏拳ポリマー」製作委員会
(C)タツノコプロ

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 タツノコプロが1974年に発表したTVアニメ「破裏拳ポリマー」の実写映画化が決定し、2017年5月に公開されることになった。17年10月に控えた、タツノコプロ創立55周年の記念作品として製作される今作では、主演を溝端淳平が務め、坂本浩一監督がメガホンをとる。

 「破裏拳ポリマー」はタツノコプロが生み出した数多くの人気作品のなかでも、カンフーなどの格闘技要素を取り入れた肉弾アクションや、コメディ要素が話題を呼んだ異色作。元ストリートファイターにして、探偵、そして奥義“破裏拳(はりけん)”を操る拳法の達人である主人公・鎧武士が悪人たちと対決する様を描いている。

 撮影の4カ月前からトレーニングを重ね、本格的なアクションに初挑戦した溝端は「デビューして10年ですが、ずっとヒーローとは無縁だと思っていました!」と主演抜てきに驚きを隠せない様子。「正義という絶対的なものを信じながらも、傷付いて失ってへし折られ、それでも信念を貫く鎧武士の姿は現代では少ないキャラクターだと思います」と自身の役どころを説明している。

 一方、原作のタツノコプロから「これぞまさに『ポリマー』と言うべき、笑えて熱いアクション作品」とお墨付きを得た坂本監督は「今までも数々のヒーロー作品を担当してきましたが、アニメ原作は初めての挑戦」と明かす。そして、「高い運動神経や動きの勘が素晴らしかった」と溝端のアクションを絶賛。「映画映えするアクションとは別に、本格的な格闘技の動きを身に付けてもらい、“破裏拳(はりけん)”という必殺拳法を体現していただきました」とコメントを寄せている。

 また公開に先立ち、劇中衣装をまとってポーズを決める溝端の姿に加え、鎧武士の転身後の姿である“ポリマー”の造形も解禁された。テレビアニメ版と比べて機械的なフォルムになり、輝かしい真紅のボディが、強さと美しさを兼ね備えたヒーローとしての魅力を高めている。

 「破裏拳ポリマー」は、溝端のほか、山田裕貴、原幹恵、柳ゆり菜も出演。17年5月から、東京・新宿バルト9ほか全国順次公開。