13日、中国電子商取引最大手アリババのジャック・マー会長にそっくりだとして話題を呼んだ少年が学校にも通えないほどの貧困にあえいでいることが明らかになり、マー氏はこのほど、少年に学費援助を申し出た。

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2016年11月13日、中国電子商取引最大手アリババのジャック・マー(馬雲)会長にそっくりだとして話題を呼んだ少年が学校にも通えないほどの貧困にあえいでいることが明らかになり、マー氏はこのほど、少年に学費援助を申し出た。鳳凰網が伝えた。

中国のインターネット上で昨年、江西省吉安市郊外に住む8歳の范小勤(ファン・シャオチン)さんが親に連れられて帰省する姿が紹介され、ジャック・マー氏に「うり二つだ」として話題を呼んだ。小勤さんは「小馬雲」と呼ばれるようになり、瞬く間に有名人となった。マー氏も、自身の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に「幼少期の自分にそっくり。自分の写真かと思った」と投稿していた。

その少年が前ぶれもなく再び注目されたのは、今月8日、ウェイボーに書き込まれたある投稿がきっかけだった。それによると、小勤さんの母親は小児マヒの上に事故で片目を失い、83歳の祖母は認知症にかかり、家計は若い頃のけがで障害が残る父親が支えているが、典型的な貧困家庭で、小勤さんと兄弟は学校に通えない状態にあるという。

この投稿を受け、マー氏は9日、「大学を卒業するまでの学費を負担したい。大学院で博士課程まで進んだとしても援助を続ける」との意向を示した。

アリババ側も「貧困、留守児童の教育や成長など、さまざまな問題があることを認識し、取り組むべきだ」とする声明を発表。「これは笑い話なんかじゃない。重く苦しい現実だ」と指摘している。(翻訳・編集/岡田)