取材会に登壇した(左から)柳楽優弥、波瑠、斉藤由貴、寺脇康文/(C)NHK

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'17年1月13日(金)からスタートするドラマ10「お母さん、娘をやめていいですか?」(NHK総合)の取材会が行われ、主演の波瑠、共演の斉藤由貴、柳楽優弥、寺脇康文が出席した。

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本作は、仲のいい親子が関係を崩壊させていく姿をサスペンスフルに描くホームドラマ。

教師の早瀬美月(波瑠)と、母・顕子(斉藤由貴)は親友や恋人のように良好な関係を築いていたが、美月は、新築中の早瀬家を担当する住宅メーカーの松島(柳楽優弥)と親しくなるにつれて、母と距離を置く。自分から離れていく美月に動揺した顕子は、娘を取り戻そうと松島を誘惑。親子は泥沼の三角関係に陥る。

会見に登壇した波瑠は、「台本を読んで、『私の母親がこんな人じゃなくて良かった!』と思うことがよくあります」と本音をぽろり。

続けて、「美月は職場や家庭での出来事、松島との出会いを通して成長していきますが、その過程がとてもリアルで成長したと思えば、また同じように丸め込まれていたり、もどかしく感じることも多いです。変わりたいけれど思うようにいかない美月の心情を、見ている人がもどかしくなるくらい演じていけたら」と意気込んだ。

そんな美月と争う母・顕子役の斉藤は、「『こんなこと、ありえないでしょ!?』ということがたくさん起こる、演じていてとても疲れる役です(笑)」とこちらも正直な感想が飛び出したものの、「すごく精神的にささくれる役ですが、喜怒哀楽と狂気と、ある意味での過剰さを楽しみながら最後まで演じたい」と最後は頼もしい発言。

柳楽が演じるのは、早瀬家の新築住宅を担当するハウスメーカーの現場監督。仲良くなった顕子に後押しされて美月と交際するが、仲が良すぎる母娘の関係に少しずつ危うさを感じるようになる。柳楽は「最近、個性的な役が多かったのですが、松島は普通の男性で、だからこそ難しい面もありますが、ひょうきんな面も取り入れながら演じています。複雑な三角関係をしっかり演じていきたい」と語った。

寺脇は美月の父・浩司を演じる。美月と顕子の関係を危ぶみながら何も言えない男で、寺脇も「会社ではリストラされそうで、家庭では妻と娘の関係を見ているだけの卑怯な男なので出演シーンがつらいです(笑)。終わった時にこのつらさを忘れられるようなラストになっているように演じていけたら」とコメントした。

刺激的なストーリーだが、制作統括の櫻井壮一氏によれば、「バトルを通じて、娘と母が新たな自分を発見し、新たな道に進んでいく、そして彼女たちと関わる恋人や夫も新しい自分の道を見つけていくことになる」という物語。ドラマを見ながら、自分自身の親子関係を見詰め直すきっかけにもなりそうだ。