たとえベンチでも、自分が「やれることはやる」。川島は高いモチベーションでサウジアラビア戦に臨むつもりだ。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大 (全2枚)

 日本代表は11月14日、ロシアワールドカップ・アジア最終予選のサウジアラビア戦(11月15日)に向けて、さいたま市内でトレーニングを行なった。
 
 GKの川島永嗣は、Jリーグで常時試合に出場している西川周作や東口順昭と立場が異なり、所属するメス(フランス)でトップチームでの出場機会を得られずにいる。合流直後にはヴァイッド・ハリルホジッチ監督から「本来、呼ばれる立場ではない」と言われていることを明かしており、サウジアラビアとの大一番もベンチスタートが濃厚だ。それでも、川島の頭には、ベテランが果たすべき役割のイメージが出来上がっているようだ。
 
「自分がベンチに座っていれば、やれることはやりたい。役割は(チームに)長くいればいるほど変わってくるかもしれないけど、ただ単純に、自分の出番が回ってこないからといって、サポートするだけではチームは強くならない。経験のある選手は経験があるなりに、“そういう部分”を出していかないと」
 
 ハリルホジッチ監督は、経験のある選手にもっとチームを引っ張ってもらいたいと、口酸っぱく話しているという。当然ながら、チーム最年長(33歳)の川島は、その先頭に立たなければいけない存在と言えるだろう。本人もそれは十分に理解している。
 
「ただ話すだけじゃなく、リーダーシップを含めてプレー面でもっと示していくことを監督も求めている。経験ある選手が、どれだけモチベーションを高くチームを引っ張っていけるかが、このチームの力の源になると思います。状況はどうであれ、ホームでやるので、相手が首位だろうが、サウジだろうが、自分たちとしては何もやらせない気持ちでやっていきたい」
 
 たとえ試合に出られなかったとしても、川島の闘争心と存在感が色褪せることはなさそうだ。