中国地質科学院地質研究所の呂君昌研究員が担当する国内外科学研究チームは、江西省カン州地区の白亜紀後期の地層(今から6600−7200万年前)から、独特なオヴィラプトロサウルス類「泥潭通天竜」の新種の化石を発見した。

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中国地質科学院地質研究所の呂君昌研究員が担当する国内外科学研究チームは、江西省カン州地区の白亜紀後期の地層(今から6600−7200万年前)から、独特なオヴィラプトロサウルス類「泥潭通天竜」の新種の化石を発見した。関連論文は10日、「Scientific Reports」に掲載された。光明網が伝えた。

呂氏は、「発見した当時、この化石の頭部は上向きで、前脚が左右両側に広がっていた。これは泥沼の中でもがき、そのまま死んで、化石になったことを意味している。このような形で保存されているオヴィラプトロサウルス類の化石は、これが世界初だ。泥潭通天竜と命名されたのは、カン州地区の江南最大の石窟、通天岩景勝地に位置するからだ。また泥潭(泥沼)とは、恐竜が泥沼の中でもがいていたことを表している」と説明した。

オヴィラプトロサウルス類は、アジアや北米で白亜紀に生存していた羽毛恐竜だ。科学者はカン州地区でオヴィラプトロサウルス類を5種類発見している。今回の発見は、同地区のオヴィラプトロサウルス類の化石が豊富であり、多様性を持つことを裏付けた。(提供/人民網日本語版・編集YF)