山崎アベンジャーズ結集!

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 2013年度本屋大賞第1位を獲得した百田尚樹氏のベストセラー小説を映画化した「海賊とよばれた男」の完成披露試写会が11月14日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、主演の岡田准一をはじめ共演の吉岡秀隆、染谷将太、鈴木亮平、野間口徹、ピエール瀧、綾瀬はるか、堤真一、國村隼、小林薫、メガホンをとった山崎貴監督が出席した。

 同所中庭でのレッドカーペットアライバルでは、雨模様にもかかわらず約50分にわたってファンサービスやサウンドバイツに応じた登壇陣。屋内に移動した舞台挨拶で、岡田は「屋外でのレッドカープット(カーペット)を歩かせていただきました」と噛みながら振り返り、観客約4200人の笑いをさらう。続けて「緊張しているんです。みなさん、やしゃしく(優しく)……」と再び言いよどみ、観客からの「かわいい」の声を受けるも、顔を伏せて苦笑した。

 出光興産創業者の出光佐三氏をモデルにしたとされる主人公・国岡鐵造(岡田)が、石油事業を通じて戦後の日本に大きな勇気と希望を与えていく姿を描く。山崎監督が鐵造の妻・ユキに扮した綾瀬に対し、「現場はおっさん祭りでつらい毎日でした。綾瀬さんが出てくれて感謝しています」とジョーク交じりに話すと、岡田も「綾瀬さんは数日の参加でしたが、綾瀬さんが来ているときの皆の喜びようったらなかった」と同調。一方で、「綾瀬さんには現場では『鐵造さん』と呼ばれていましたが、今日久しぶりにお会いしたら、急に『国鐵さん』と略されました」と暴露した。

 これを受け、綾瀬は爆笑しながら「わずかな日々でしたが、活気ある“国鐵商店”に入れて、本当に素敵な現場。私も男性だったら混ざりたいと、羨ましく見ていました」と釈明。すると吉岡が「現場で『リンスとコンディショナーの違いは?』とおじさんたちの間で盛り上がりました」と述べたうえで、「綾瀬さんに聞いたら、『リンスはあっさり、コンディショナーはこってり』とおっしゃっていた。おじさんたち、皆キュンとして恋に落ちていましたね」と明かし、客席を大いに沸かせていた。

 また、「永遠の0」に続くタッグと岡田と山崎監督。岡田は「(グリーンバックの撮影中)2回目だからわかるだろうという感じで、『すごいことになっています』とだけ言われた。次、機会があったらどうなっちゃうんだろうと思っていますが、今回は前回よりも撮り方が変わり、いろんな発見があって楽しかった」としみじみ語り、「日本のVFX界を引っ張ってきた山崎監督が、チャレンジする作品に呼んでもらったことが、皆嬉しくて『山崎アベンジャーズ』と呼ばれてきました。監督に『ともに戦おう』と言っていただいたことが、特に嬉しかったですね」と全幅の信頼を寄せていた。

 「海賊とよばれた男」は、12月10日から全国で公開。