前日会見に臨んだハリルホジッチ監督は「オーストラリア戦とはおそらく違う戦略になる」と語った。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 ロシア・ワールドカップアジア最終予選のサウジアラビア戦を翌日に控えた11月14日、日本代表は会場となる埼玉スタジアム2002で前日練習を行なった。トレーニングに先立ち、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が会見に臨み、大一番への決意を語った。

 報道陣からの最後の質問に、指揮官の言葉は落ち着いたテンポを保ちつつも、力強いメッセージを込めた。
――アウェーのオーストラリア戦では、引いた形で戦い、勝点1を得たが、今回はホーム戦。勝点3を得るために、内容も求めるのか、それともリアリストに徹するのか?

 その問いに対して、ハリルホジッチ監督は、次のように述べている。
「オーストラリア戦は本当に特別な試合だった。我々のグループがどんな状態で、何人かの選手がどんな状態にあるかも知っていた。本当に慎重にタクティクスを選んだ。
(中略)
 勝つためにはいろんな戦略がある。今回、サウジ戦に向けては、(オーストラリア戦と)違う戦略で臨もうかなと考えている。おそらく違う戦略になるのではないか」

 ワールドカップ出場権圏内に浮上するためにも、勝点3が欲しいシチュエーションで、指揮官は明確に守備的な戦術を採用したオーストラリア戦とは異なる戦い方をすると答えた。もちろん、試合巧者のサウジアラビアに対して、警戒も忘れてはない。

「我々はホームだし、やはり攻撃して得点を取りたい。しかし罠に引っかかってはいけない。サウジには3、4人、本当にスピードのある選手がいる。 しっかり攻撃して、(我々の)オーガナイズを崩さずサウジにカウンターアタックをさせないことが大事になる」

 指揮官が打ち出した攻撃的な姿勢は、果たしてサウジ撃破へ結実させることができるだろうか。