東京・新宿武蔵野館にて公開中の「裏切りの街」の初日舞台あいさつに三浦大輔監督、池松壮亮が登場/(C)BeeTV

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11月12日、東京・新宿武蔵野館にて2週間限定で公開中の「裏切りの街」の初日舞台あいさつが開催され、主演の池松壮亮と公開中の映画「何者」の脚本・監督も務める三浦大輔監督が登場。

【写真を見る】池松壮亮は「不倫の話なので、一緒に見る人の人選を考えて(笑)」とアピール/(C)BeeTV

同作は、三浦監督が'10年にオリジナル脚本、演出で上演した同名タイトルの舞台を自らの手でdTV初のR15指定オリジナルドラマ「裏切りの街」として映像化し、映画業界関係者やdTVユーザーから高い評価を受け、新たな編集を行い劇場公開されることになった。

三浦監督、池松が壇上に上がると、満席の客席からはファンからの大歓声が起こり、三浦監督は「今日は初日にお越しいただきありがとうございます。この作品は僕の舞台作品の中でも最も映像化したかった作品なので、こうやって皆さんにスクリーンでご覧頂ける事が本当にうれしいです」と語る。

一方、池松は「今日は初日から本当にありがとうございます。きれいになりましたね、武蔵野館(笑)。そこで上映できてうれしいですし、この作品は2週間限定レイト公開で、夜の初日に登壇するのは初めてなんですけど、見逃されがちな作品かもしれませんが、とてもいい作品なんだという事を伝えたくて、そこそこ多忙な中、やってきました」とユーモアを交えてあいさつ。

作品について三浦監督は「舞台用に書いた作品ですが、書く際に風景やシチュエーションをイメージして舞台化したので、とても映像化しやすい作品だと思っていました。僕と池松くんとのズブズブの関係で…(笑)、自分のオリジナル作品で、思い入れの強い作品なので、今まわりにいる役者さんの中で一番信頼がおける、僕のことをよく知ってくれている池松くんにお願いしました」と明かした。

三浦監督の起用理由を受け、池松は「『裏切りの街』が三浦さんにとってどれだけの作品かという事は重々承知していましたので、やらせてもらえるというのは本当にうれしかったです。劇場で公開するからって口説かれたのですが…なかなか公開されなくて(笑)。だから、今日はうれしいです」と喜んだ。

ロケ地について三浦監督が「今僕は(東京・)東中野に住んでいるんですが、この映画では荻窪が重要な場所なんですが、荻窪にも住んでいた事があって。その頃はもの凄く不遇な時代で、いろんな思い入れがある街なので、あの街の雰囲気がこの映画にはとてもよかったです」と告白すると、池松も「僕は当時、高円寺に住んでいまして…住所で言うと梅里なんですが(笑)、撮影に行く時は楽でしたね。でも高円寺とか中央線を知らない方でも、映画を見たら雰囲気で分かるんじゃないかなと思います。中央線で撮影した、公開はレイトショーだと聞くと、サブカルチャーだと思われるかもしれませんが、心意気は『デスノート』と変わらないんです! 『何者』と変わらないんです!」と撮影秘話を明かすと共に、現在公開中の映画のアピールも欠かさない。

三浦監督が「僕も『何者』と全然変わらないです。この作品は思い入れが強いので他の役者さんも、思い入れの強い方達に出て頂きました。寺島(しのぶ)さんはじめ、皆さんにお声掛けさせていただきました。集大成です」とキャスティングに対する思いを語り、池松は「寺島さんと共演出来た事は本当に楽しかったです。素晴らしい女優さんで、色々目に見えないところで助けてもらいました」と撮影を振り返った。

最後に三浦監督が「この作品は元々映画化しようという思いで作ったものなので、スクリーンでお披露目できるという事は本当に幸いで、僕にとっては貴重なことで、多くの方々にご覧頂きたいと思っています。エンドロールの最後までご覧下さい。その後に…(笑)」と意味深に語ると、池松は「不倫の話なので、一緒に見る人の人選を考えて(笑)、ぜひ皆さんに見ていただきたいです」とアピールした。