金賞・中野量太監督の「湯を沸かすほどの
熱い愛」(上)、銀賞・小路紘史監督の
「ケンとカズ」(下) (C)2016「湯を沸かす
ほどの熱い愛」製作委員会
(C)「ケンとカズ」製作委員会

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 日本映画製作者協会が、将来性のある新人監督を選出して贈る2016年度の「新藤兼人賞」受賞者が決定した。金賞は「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野量太監督、銀賞は「ケンとカズ」の小路紘史監督に贈られる。

 同賞は、日本映画界の人材育成を目指す製作者たちによって1996年に設立された、「この監督と組んで仕事をしてみたい」「今後この監督に映画を作らせてみたい」というプロデューサーの観点で選考が行われる新人監督賞。過去には是枝裕和監督、橋口亮輔監督、李相日監督、西川美和監督、佐々部清監督、沖田修一監督らが受賞しており、新人監督の登竜門にもなっている。

 今年の選考対象は、15年12月〜16年11月に劇場公開された新人監督(長編処女作から3作目まで)の長編作品。過去最多となる180作品のなかから、金賞は「湯を沸かすほどの熱い愛」で商業映画デビューを飾った中野監督、銀賞はもともと短編であった「ケンとカズ」を自身初の長編に再映画化した小路監督に決定した。

 あわせて発表となった、優秀な作品の完成に貢献したプロデューサーや企画者を称えるプロデューサー賞は、今年大ヒットを記録したアニメーション映画「君の名は。」の製作を務めた川口典孝氏に贈られる。

 授賞式は12月2日、如水会館(東京都千代田区)で行われる。