ペンギン専用トンネルが誕生!地元の企業などが後押し、ペンギンの安全を守る

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ニュージーランドで、ペンギンのために専用トンネルが作られたとして話題となっている。

巣へ帰る際に安心して移動できない

そのトンネルが作られたのは、サウス・アイランドの東、オタゴ地方にあるオマル港に面した海岸。

そこでは小型のブルーペンギンが住み着き、明け方に海へ行き、日没後に内陸の巣に戻るという暮らしを続けてきたという。

しかし、自動車が通る道路や犬などの動物によってペンギンは常に危険にさらされてきた。さらに、観光客が写真を撮ることで、ペンギンが安心して移動することができない状況が続き数も減り続けきたそうだ。

トンネルを利用する姿が確認される

そこで地元のWaitaki区議会などが、ペンギンが安全に巣へ戻ることができる「専用トンネル」を作ることを提案。

数多くの地元の民間企業もそのプロジェクトに参加し、資材や労働力を無償で提供して、アドバイスも行ったという。

そしてわざわざ電力や水の供給ラインを移動させ、ペンギンがいつも通るルートに25mのトンネルを設置。

その結果、次々とペンギンらが独特の前傾姿勢で、トンネルの中に入っていく姿が確認された。

民家の軒下に巣をつくることも

ブルーペンギンとは、オーストラリア南部からニュージーランドにかけて生息している小型のペンギンで、背の高さは約30cm、体重は1kgしかないという。

平均の寿命は10年前後で、独特の前傾姿勢で歩くことから最も原始的なペンギンとする見方もあるとか。

陸地に巣を作り子育てを行うが、最近では民家の軒下などに巣を作ることもあるそうだ。

自然と共生していくためにも、このような試みは大切になってくるのかもしれない。