13日、中国の上海市で初めて試験運用されることが決まった男女共用トイレについて、インターネット上では賛否両論の声が上がっている。

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2016年11月13日、中国中央人民ラジオのニュースサイトによると、上海市で初めて試験運用されることが決まった男女共用トイレについて、インターネット上では賛否両論の声が上がっている。

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男女共用トイレの10人分の個室にはそれぞれ「使用可」「使用中」を示すLEDランプが設置され、個室を区切る壁の高さは2メートル80センチあり、プライバシーも十分確保されている。だが男性と女性が同じトイレを使うことの是非をめぐり、ネット上では議論が交わされている。

関係者によると、このトイレは合理性を追求した新たな試みで、女性トイレばかりに長い行列ができやすいことや、親が性別の異なる子どもを連れて入ったり、年老いた親が用を足すのを補助したりする場合に気まずい思いをしなくて済むようにすることが主な目的だという。

中国ではすでに、瀋陽市や重慶市、青島市などでも同様の男女共用トイレが運用されている。「プライバシーや安全面で問題がある」「トイレを利用しにくくなる」「男女別のほうが理にかなっているのではないか」などの否定的な声がある一方で、「女性のトイレ待ちが解消される」「都市部の貴重な空間が節約できる」などと肯定的な声もある。

男女共用トイレに肯定的な声は約5割で、3割は否定的な見方を示している。残り2割は「男女別を基本としつつ、必要に応じて男女共用トイレを設置していけばいい」という折衷案を推しているという。(翻訳・編集/岡田)