クランクアップ時の野村周平 (C)2017映画「サクラダリセット」製作委員会

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 「いなくなれ、群青」で第8回大学読書人大賞を受賞した河野裕氏の人気小説シリーズを、野村周平と黒島結菜の共演で実写映画化した「サクラダリセット」が、このほどクランクアップを迎えた。9月17日から約2カ月に及ぶ撮影を終えた野村は「今回、非現実的な物語を描いた作品に初めて挑戦し、“新たな引き出し”ができたという実感があります」とコメントを寄せている。

 河野氏のデビュー小説「サクラダリセット」シリーズを、深川栄洋監督が2部作で実写映画化。住人の半数が特殊能力者の街・咲良田を舞台に、「記憶保持」の能力を持つ高校生・浅井ケイ(野村)と、世界を最大3日分巻き戻す能力「リセット」を有する女子高生・春埼美空の青春模様を描き出す。前編では、2人がリセットの影響を受けて亡くなった同級生の死を回避しようと奮闘し、後編では、ケイと美空が咲良田の未来に関わる騒動に巻き込まれていく。

 ケイ役を演じた野村は、約230ページに及ぶ2部作の脚本の膨大なセリフと格闘。「僕が演じた浅井ケイは普段、感情が外に出ない役で、だからこそ、感情をだす時が難しいと感じました。こんなに頭が良くセリフ回しの難しい役は初めてだった」と役作りに苦労した点を告白。そして「能力を使うシーンでは、見えないモノを相手に演じることもありましたが、深川監督は役の感情を大切にして、丁寧に演出してくださるのでとても分かりやすかったです」と撮影の日々を振り返った。

 11月14日に23歳の誕生日を迎えた野村にとって、「サクラダリセット」は22歳最後を締めくくる作品となり「若者たちを中心に展開するお話の中に大人も巻き込まれていくところが面白いなと思いました。共演した皆さんも素晴らしい役者さんばかりなので、『サクラダリセット』はすごい作品になるんじゃないか、と思っています」と充実の様子で話している。

 映画公式サイト(http://sagrada-movie.jp)では、野村のほか、黒島、共演者の平祐奈、健太郎、玉城ティナ、恒松祐里ら主要キャストのクラックアップの様子を映した動画とコメントを掲載中。「サクラダリセット 前篇/後篇」は、17年春から全国公開。