念願のオスカー像を獲得! 写真:ロイター/アフロ

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 世界的な人気を誇る香港出身のアクションスター、ジャッキー・チェンが11月12日(現地時間)、米ハリウッドで開催された第8回ガバナーズ賞で名誉賞を受賞した。

 ガバナーズ賞は、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーの理事会会員が、映画界に貢献した人物に授与する賞。現在62歳のチェンは、「映画業界にいた56年間で、200本以上の映画をつくり、たくさん骨折をして、ついにオスカー像が僕のものになった」と喜色満面。「素晴らしい街であり、ぼくの生まれ故郷である香港よ、ありがとう。我が国、中国。中国人であることを誇りに思っています。そしてハリウッド。様々なことを長年にわたり教えてくれだけでなく、ぼくを少しだけ有名にもしてくれました。この舞台に立てて光栄です」とスピーチした。

 会場にはシルベスター・スタローンの姿も。米E! NEWSによれば、チェンは23年前にスタローンの自宅でオスカー像を見つけ、「なでて、キスして、においをかぎいだので、ぼくの指紋がまだ残っているはずです。その時、ぼくも欲しいとつぶやいたんです」と述懐していたようだ。さらに、「世界中にいる僕のファンたちにお礼が言いたい。ファンの皆さんの存在こそ、僕が映画をつくり続け、窓からジャンプし続け、キックしてパンチして骨折し続ける理由です。本当にありがとう」と述べると、会場はスタンディングオベーションが起こったという。

 授賞式では、同アカデミーの俳優部門のトップのひとりトム・ハンクスが、マーシャルアーツ映画やアクションコメディが過小評価されてきたアカデミーの歴史を指摘し、「ジャッキーの圧倒的な創造性と、身体的パフォーマンスの偉大な才能、そして作品に対する多大な貢献を表彰できて格段の喜びを感じる」と祝辞を述べた。そのほか、ミシェル・ヨー、クリス・タッカーもプレゼンターを務めた。

 今年のガバナーズ賞は、チェンのほか、編集者のアン・V・コーツ、キャスティング・ディレクターのリン・スタルマスター、ドキュメンタリー監督のフレデリック・ワイズマンに授与された。