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スーパーコンピュータ最大の学会である「SC16」が開幕した。昨年のSC15の参加者は、最終的に12903人と発表されており、このところ増加傾向にあるので、SC16では13,000人を超えると予想される。

会場は、米国ユタ州ソルトレークシティのSalt Palace Convention Centerである。ソルトレークシティは、かの有名なGreat Salt Lakeのほとりに位置する、モルモン教徒が拓いた町である。

実は、ソルトレークシティではSC12が開催されており、4年ぶりに戻ってきたことになる。SCも1万人規模の大学会になったので、開催できる場所が限られてきており、このところ4〜5年で同じところに戻ってくるようになっている。

SC16は11月14日の午後7時からのGalaで幕を開ける。Galaでは展示会場が開き、参加者にビールやワイン、そして食べ物が振る舞われる。まあ、前夜祭である。そして、翌15日の朝に大会委員長が開会を宣言してSC16の本会議が始まる。

今回のSC16での興味は、6件のゴードンベル賞候補論文の半分の3件が中国のTaihu Lightを使った論文であり、中国が初めてゴードンベル賞を受賞するのか、日、米、欧からの3件の論文が受賞するかである。

多数の講演や論文発表が並行して行われ、また、12:15〜13:15の昼休みや論文発表の終わった17:15〜19:00の時間帯にもGreen500やTop500などのBoF(Birds-of-a-Feather)セッションが開催され、合間には展示会場も回らねばならないということで、非常にハードな学会である。

また、大会の華的な存在であるStudent Cluster Competitionは、今年は、米国6、中国3、ドイツ2、台湾、シンガポール、コロンビア各1チームの合計14チームで争われる

そして、企業、研究機関、大学などの展示は353ブースとなっている。

(Hisa Ando)