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セブン&アイ・ホールディングス(7&i)と日本電信電話(NTT)は11月11日、コンビニエンスストアなどの陳列棚に商品を置いたまま、スマートフォンのカメラで撮影することで商品情報を表示するシステムの共同実験を開始すると発表した。実験場所は東京都内のセブン-イレブンの複数店舗を予定しており、期間は2016年11月中旬から2017年1月下旬までの予定。

同実験の背景には、利用客が商品の原材料や食物アレルギーの情報などを確認しづらいことがあるといい、訪日外国人の利用も視野に入れている。

システムにはNTTのAI技術である「corevo」(コレボ)の1つ「アングルフリー物体検索技術」を利用し、おにぎりなどコンビニエンスストアの陳列棚の商品にスマートフォンをかざすだけで、商品を手に撮ることなく必要な情報を得られる仕組み。

具体的には、会社のシンボルである商品ラベル上の7&iロゴをスマートフォンのカメラにかざすことで、撮影した写真に該当する商品名を誤りなく識別し、商品に紐付けた原材料や食物アレルギー情報といった商品情報や、その他商品の多様な情報を、国内外の利用客、特に外国人客には母国語表記にも対応する形で閲覧可能になるとしている。

同実験において、7&iは店舗・被験者の手配と商品情報DBの提供を、NTTはcorevo技術を用いたアプリケーションの提供及び実フィールドにおける技術サポートを担当する。

NTTは今回の実験において、読み取り性能やユーザーの利便性、コンテンツの満足度などを評価し、将来の安全・安心を下支えするサービス検討へフィードバックしていくという。 また、今後も両社は共同実験を通じ、corevoを含むICT技術による利用客の新しい便利の創造に繋がる取り組みを順次拡大していくとしている。

(山本善之介)