新幹線は中国でも有名な乗り物だが、それは、中国高速鉄道と受注競争を繰り広げていることだけが理由ではない。中国メディア捜狐は8日付で、中国高速鉄道は輸出量では新幹線を上回ると説明する一方で、新幹線には多くの優れた点があることを紹介している。(イメージ写真提供:(C)Ping Han/123RF.COM)

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 新幹線は中国でも有名な乗り物だが、それは、中国高速鉄道と受注競争を繰り広げていることだけが理由ではない。中国メディア捜狐は8日付で、中国高速鉄道は輸出量では新幹線を上回ると説明する一方で、新幹線には多くの優れた点があることを紹介している。

 記事は、「中国人は新幹線が世界初の高速鉄道システムであることを熟知している」と紹介し、日本のアニメ「超特急ヒカリアン」も一部の世代にとってすばらしい思い出になっていると説明した。このアニメは中国でも放送された時期があり、子どものころにこのアニメを見たことがあり、良い思い出になっているという中国人も少なくない。数年前、中国で「超特急ヒカリアン」のパクリと思われる中国アニメが放映されたことが話題になったことがある。

 また記事は、「新幹線は1964年の営業以来、ある記録を創造した」と指摘、その記録について「50年以上の運行において、衝突あるいは脱線によって乗客が死亡するという重大な事故を一度も起こしていないこと」、そして「東海道新幹線の年間平均遅延時間が1分に満たない」ことを挙げ、その信頼性と安全性を絶賛した。

 続けて、新幹線の優れた実績は、周到な安全システムと切っても切り離せない関係があると指摘。日本は自然災害が多い国家であるため、大量の資金を投じて安全に運行できるシステムを構築したゆえに、劣悪な天候でも高速走行を維持できると指摘した。

 中国側は中国高速鉄道のセールスポイントの1つとして、「中国の広い国土の様々な気候条件下で運行しているため、異なる気候条件をもつ様々な国に幅広く対応できる」と主張している。しかし、新幹線は自然災害に対して実証された安全システムを有しているため、自然災害の多い国にとっては中国高速鉄道より新幹線のほうが、はるかに信頼性が高い高速鉄道だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Ping Han/123RF.COM)