毎週火曜日はハグの日。2人の距離も少し近くなった

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現在、放送中のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」に、視聴者は毎週“ムズキュン”させられっ放し。なぜ、こんなにも胸がキュンキュンするのか、那須田淳プロデューサーに聞いてみた。

【写真を見る】社員旅行先の部屋で、なぜか津崎(星野源)がみくり(新垣結衣)に“床ドン”/写真=龍田浩之

「ウィークデーの火曜日の放送ですから、仕事や学校や家事を終え、また明日も頑張らないといけない、だからこそ、見たら元気をもらえるようなドラマにしたいと思ったんです。だから、前作の『重版出来!』もそうですし、今回の『逃げるは恥だが役に立つ』も、火曜日だからこそ気楽に楽しめる作品というのがポイントでした。今作の最大の特徴は“契約結婚”から始まるというところ。果たしてそこから愛が生まれていくのか、はたまた別の何かが生まれるのか――。普通のラブストーリーとは順番が逆ですが、実は、ハラハラもドキドキもたくさんある、ラブストーリーの要素がより凝縮されてるんです。それを新垣結衣さんと星野源くんが演じるというのは、“ドリーム”ですよね。男性からしたら、新垣さんみたいなかわいい人から『契約結婚してください』と言われるなんて、まさにドリーム(笑)。女性にとっても、星野くんのような才能にあふれ、しかも人として信頼できる相手だったらドリームじゃないですか。

 さらにはみくりと津崎の家庭って、契約結婚ではあるけど実は新婚家庭でもあって。新婚家庭って、いろんな世代に夢がある。独身の人は自分が結婚したらどんな家でどんな風に暮らしてみたいか夢が膨らむだろうし、結婚して何十年という人にとっても、新婚時代の思い出とか、奥さんがかいがいしく世話をしてくれるとか、旦那さんが家事に対してリスペクトしてくれるとか、今はもうあり得ないかもしれないようなことが起こる(笑)。それがちょっと手狭な1DKマンションで繰り広げられるっていう、地に足の着いたドリームがたくさん詰まった作品なんです。その上で、2人の距離がなかなか縮まらないところも、視聴者をひき付ける魅力じゃないでしょうか。

 毎週見ていると気付かないけど、2人は一緒に生活し始めてから結構日にち経ってますからね(笑)。それなのに、何であんなにぎこちないんだろう?っていうのは原作を読んだときにも思ったことで、逆にそこが面白いと感じたんです。なので、ドラマ用にエピソードを割り振っていくときも、原作と同じくらいじわじわと進めることにしました。そこは脚本家さんだけではなく新垣さんや星野くんも同じ意見だったので、制作陣も自信を持ってやっています。ただ、みくりと津崎をどう演じるかについては、特にリクエストしてないんですよ。お二人には原作や台本を読んで感じ取ったものを、そのまま演じてもらっている感じ。やっぱり、2人ともどこが一番面白いかを自分で知ってるんですよね。それぞれがいいと思ったものを出し合ったら、ちょうどいいあんばいに収まった。だから僕、みくりと津崎が2人で話しているシーンが好きなんです」

と、新垣結衣と星野源の魅力はもちろん、2人のやりとりに自分を置き換えてみられることも要因。今週放送の第6話では、いよいよ2人が“社員旅行”という名の新婚旅行に出掛ける。ムズキュン度MAXの今週も見逃すことなかれ。また、那須田プロデューサーのインタビュー全文、さらに今週の“社員旅行”の模様は発売中の週刊ザテレビジョン46号に掲載している。